【自動車】悪天候でクラッシュ続発、赤旗中断からそのまま中止 優勝は野尻智紀、Juju18位
<スーパーフォーミュラ第3戦>◇決勝◇23日◇宮城・スポーツランドSUGO 悪天候でクラッシュが続発し、レースは赤旗中断、そのまま中止となった。 【写真】18位のJuju 12周終了時点での順位で、優勝は野尻智紀(34)。岩佐歩夢(22)が2位、坪井翔(29)が3位だった。Jujuこと野田樹潤(18)は18位。 完全なウエットコンディションとなった決勝日。午前中のフリー走行では岩佐がホームストレートでクラッシュし、セッション終了。8分間から20分間へ時間延長された決勝前のウオームアップ走行では山本尚貴(35)が最終コーナーでクラッシュし、ガードレール修復のため決勝スタートが遅れることになった。 午後3時から10分間レコノサンスラップ(下見走行)が行われ、午後3時35分、セーフティーカー(以下SC)先導でレースがスタートした。 5周終了したところでSC先導が終わり、レース“再開”。しかし再スタートしてまもなく、大嶋和也(37)が最終コーナーでクラッシュ。再びSCが入った。 13周目から再開すると、今度は阪口晴南(24)がまたも最終コーナーでクラッシュ。ここで赤旗中断となった。 午後4時半前、日本レースプロモーション(JRP)の近藤真彦会長(59)から「赤旗中断をもって、レースの中止を決定しました。破損したガードレールの修復に時間を要すること、そして何よりもドライバーの安全確保を第一に考えての決断です。レースを完遂できなかったこと、深くおわびいたします」との声明が発表された。