「もし戻れるなら…」小学生ママが後悔している、“小1の壁”よりも伝えたいこと
こんにちは、にこはなです。 我が家には、4人の子どもたちがいるのですが、上の子2人は小学生。三男も、来年度には1年生になります。 長期休み、学童に預けるのはかわいそう? 息子を通わせてわかった「公設学童の実態」 年長さんの保護者の方は、就学時前検診も終わり、そろそろ1年生になることを意識して、文字の読み書きをしておくと良い、小1の壁の対策はこんなこと……など、いろいろな情報にそわそわしはじめる時期でもありますよね。 スムーズに小学校生活に適応できるように、どうしても小学校前にやっておくとよいことばかりを気にしてしまいがちですが、今回は少し違う視点で、それ以外に備えてほしい「親として、心構えをしてほしいこと」を書いていこうと思います。 今、上の子たちが保育園に戻れたら、私なら今、何をしておくか。 ほんの少しだけ先の目線のママの経験談として、読んでもらえたら嬉しいです。
小学生になった息子に感じた変化
小学生になった息子たちに今、感じること。 それは、ほんの少しだけ楽になった感覚と、それと同時に、子どもが全力でママを求めてくれる時間って、思っていたよりも、短かったんだな……ということ。手が離れていくスピードの速さに、わがままかもしれませんが、少し寂しくも感じます。 「何でもママを呼ばないで、早く自分でできるようになってよ」と思ったり、「忙しいから、ママ今遊べないよ」と遊ぶのを断ったり……。 そんな過去の自分のことを、思い出して後悔してしまうくらい、日々、成長する子どもたち。 だからこそ、小学校の準備ばかりに焦るのではなく、今、この時間を、求めてくれる幸せを、たくさんかみしめておいて欲しいなと思うのです。 もちろん、一気に成長するわけではなく、まだまだ子育ては続くのですが、一人でできるようになったことが増えた嬉しさの反面、親の元で一緒に過ごす時間は、確実に減り、様子がわからない分、心配なことも増えました。
やることが増え、時間に追われることも
小学生の平日は、朝は起きて食事をし、自分で支度をして出発。 帰ってきたら宿題をやり、お友達と遊びにいって夕方帰宅。 後は、お風呂に入って寝る。 そんな毎日です。 息子はサッカーもやっているので、平日の夜も練習があったり、お休みの日もほとんど試合。家族みんなで出かけられる時間も、ゆっくりと玩具で遊ぶ時間も、保育園の時よりもかなり減りました。 大好きだった玩具も卒業するものも多く、下の子がいるのでまだ一緒には遊びますがそれでも平日はやるべきことに追われていて、小学生も忙しくて大変だなと、見ていて感じています。 保育園の時は、「ママ、見てー!」と、作ったものを毎日のように嬉しそうに見せてくれた長男。 こんな日はずっと続くものだと思い込んで、忙しい毎日に追われて、「しっかり手をとめて、ゆっくりとほめる」そんなささいなことが出来ていなかったと感じます。 みてみて!と嬉しそうにつくったおもちゃで、手をとめて、たまにはじっくりと一緒に遊べばよかった。 今、その時と同じように、「ママー!!」と作品を作っては、嬉しそうに見せにきてくれる年長の三男の姿が重なり。手をとめ、たくさんほめて、少しでも一緒に遊んで……と、出来る時ばかりではない現実に変わりはないのですが、「これもあと少しなのかも」と思う気持ちがあるのとないのでは、対応の仕方も変わってくるように思います。