雑菌繁殖の原因に⁉︎掃除研究家が直伝「ザル」の正しい洗い方
Point タワシ(ブラシ)は強くあてると毛先がつぶれるので、力を抜いて軽く毛先を使って洗います。また、プラスティック素材のものはタワシなど固い素材を使うと傷がつき、逆に汚れがその傷につきやすくなってしまうので柔らかいキッチンブラシを使ってください。 【3】細かい部分も洗う 縁回りや底などパーツの接続部分には汚れがたまりやすくなっています。タワシでは上手にこすれない細かい部分は、部分洗いブラシや清潔な歯ブラシなどを利用すると便利です。
【4】よく乾かす 仕上げは全体を流水ですすぎ、乾かします。
Point ふきんで拭くだけでは網目や細かい部分に水分が残っています。すぐに収納せず、よく乾燥させてからしまいます。水分による雑菌繁殖の予防のためにもしっかり乾燥させましょう。
汚れが気になったら漂白剤で徹底リセット!
日常のお手入れでも取れない汚れがたまってきたら、漬け置き洗いをしてみましょう。一般的なステンレス素材のもの、プラスティック素材のものであれば酸素系漂白剤でのお手入れができます。 【1】予洗いをする あらかじめ流水でおおまかな汚れを落とします。 Point 余分な汚れが残っていると、漂白剤の力が分散します。流水で落とせる汚れは落としてからはじめます。 【2】酸素系漂白剤を溶かす 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム主成分)を使います。洗い桶に40度~50度のお湯を入れたものに溶かします。レシピはおおよそ2リットルに対しておおさじ1程度です。 すぐに発泡がはじまるので、ザルを漬け込みます。
Point 酸素系漂白剤を溶かすお湯は冷たすぎると酸化せず、熱すぎても一気に抜けてしまいます。40~50度のお湯がじんわり効果を表すのに適した温度帯です。 【3】軽く桶の中でこする 20~30分ほど漬け置きしたら、タワシ(ブラシ)を使って全体をこすり洗いします。細かいパーツ部分も忘れずこすり洗いしましょう。
Point 酸素系漂白剤はアルカリ性なので、必ずビニール手袋などをして洗ってください。 【4】しっかり洗い流す 漂白剤成分をしっかり洗い流します。よく乾燥させてからしまいます。 ※ステンレスの質、ザルの素材(コーティング加工など)によっては漂白剤全般が使用できないものもあります。必ず製品の取り扱い方法を確認してから使用してください。