仲野太賀、寅子と航一に「泣き笑い」エピソード明かす…視聴者涙「天国の優三さんすぎる」【あさイチ】
法曹界を生きるヒロイン・寅子の山あり谷ありの人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第115回の放送(9月6日)後、朝番組『あさイチ』の「プレミアムトーク」に、ヒロイン・寅子役の伊藤沙莉が登場。優三を演じた仲野太賀がVTRで出演した。 【写真】ふたりきりで話す寅子と航一のシーン 1年に及ぶ撮影を終え、8月31日にクランクアップを迎えた同作。番組冒頭では、伊藤が撮影現場で「明日から佐田寅子としていられないのがちょっと想像つかない」と、涙ながらに想いを語る様子も流れた。 番組内では、多くの視聴者が「印象的だったシーン」として挙げた、寅子の夫・優三が出征する際、夫婦で変顔をし合って別れるシーンが紹介された。 その直後には優三役を演じた仲野太賀がVTRで出演し、「あの日だけは、まともでいられなかった。目を見て喋ってしまうと、思いが溢れてしまうような時間だったんで。そのあとにくる別れを思うと辛すぎて」と振りかえった。 さらに、一連のVTRを見た伊藤が、「太賀さんじゃなきゃ、できなかったですよ、もう」と言葉に詰まり、涙ぐむ場面も。 ■ 妻・寅子の恋に言及「一筋縄ではいかない感情」 また、作中では優三の死後から数年が経ち、寅子が赴任先の新潟で判事の航一(岡田将生)と恋をする。仲野はその展開を知った当時を振りかえり、「すごく複雑な気持ちで、忘れてほしくないけど忘れてほしい、みたいな一筋縄ではいかない感情になったんですけど・・・。航一さんが登場して、ヤバい!ヤバい!って」と赤裸々な思いを吐露。 その後、2人が結ばれた際のキスシーンをテレビで見ていたという仲野は、「(放送が)終わって、画面が真っ暗になったんですよ。そしたら、泣きながら笑っている俺が写っていて(笑)。なんか、良かったねって。そういう意味では祝福しているんだと思います」と、熱烈な寅子愛を見せた。 放送を受け、SNS上では「ダメだ・・・優三さんとのシーンは何回見ても泣けちゃう」「寅子と航一のこと。優三さんとしての本音が聞けてよかった」「完全にあの世から寅子を見守ってる優三目線」「そんなのもう天国の優三さんじゃん・・・」などもらい泣きする視聴者が続出していた。 『虎に翼』の放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。最終回は9月27日。 文/つちだ四郎