シード校の東京成徳大高が7-1で都立昭和を下し2回戦突破
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選2回戦が9月7日に行われ、東京成徳大が都立昭和東を7-1で下しブロック決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】東京成徳大vs都立昭和 立ち上がりから、長短のパスを使い分けてゲームを作る東京成徳大高は2分に早くも先制ゴールを決める。2分、東京成徳大高はDF5坂上大揮(3年)が左サイドで縦パスをDF背後で受けると、GKが前に出て来たところを見逃さず、コースを狙ってネットを揺らす。 東京成徳大高は先制後もボールを保持して押し込んでいく。すると35分、FW18吉田琉惟(2年)がゴール前でシュートのこぼれ球を押し込み加点。直後の36分には、オウンゴールを誘発し3点目をゲット。 一方、3点のビハインドとなった都立昭和は40+5分、MF12土橋遼太(2年)が中盤で東京成徳大高のボールをカット。そのままミドルのループシュートをゴールネットに突き刺し1点を返し前半を折り返した。 後半開始直後の42分、東京成徳大高はMF11米田健ニ朗(3年)がPAライン付近で、相手からボールを奪ってシュート。豪快な一振りはネットを突き刺し4点目。攻撃の手を緩めない東京成徳大高は緩急をつけて追加点を狙いに行く。すると58分、東京成徳大高はMF16束原健太(2年)が右サイドの深い位置からのマイナスをインサイドで合わせてゴール。さらに、73分にはMF11米田が直接FKをPAライン付近45度から決めると、試合終了間際の80+2分にもCKからオウンゴールが決まり7-1でホイッスル。シード校の東京成徳大高が危なげなく2回戦を突破した。 (文・写真=田原豊)