中国代表が帰化選手5人をW杯アジア最終予選に招集へ 元鹿島セルジーニョも候補
北中米W杯アジア最終予選に臨んでいる中国代表が来年3月の試合に向けて新たに帰化選手5人がチームに加わる可能性が出てきた。 中国メディア「捜狐」は「中国代表チームは現在の状態からインドネシアやバーレーンとの対戦に自信を持っているが、オーストラリアやサウジアラビアに対して良い結果を出したいなら、計画を立てる必要がある。海外からの帰化選手のために」とし「現在5人の帰化を検討しており、そのうち半数が中国代表チームでプレーする意欲を示している」と報じた。 中国にはすでに3人の帰化選手が加わっているが、インドネシアが主にオランダからの帰化選手を招集し、結果を出していることで中国も〝帰化政策〟を加速させていくとみられる。すでにJ1鹿島でもプレーしていたMFセルジーニョ(長春亜泰)が候補となっており、ブランコ・イバンコビッチ監督とも話し合いを行ったという。 同メディアは「選手5人の帰化が成功すれば代表チームに帰化選手は8人になる。次のW杯予選に最強の布陣を送り込むことは注目に値する」とした上で「中国代表の帰化計画が焦点であることは間違いない。国際サッカーの競争力が激化する中、帰化選手は総合力を向上させるだけではなく、短期的にチームの弱点を補うこともできる」と伝えていた。 中国の入るW杯アジア最終予選C組は日本が独走する中、2位以下の5チームは勝ち点1差にひしめく大混戦。帰化選手の力で出場権を勝ち取れるだろうか。
東スポWEB