【卓球】張本智和「ほぼ100点に近い」難敵・韓国選手にストレート勝利 日本勢シングルスで唯一の4強 準決勝は中国の世界2位と激突
◇卓球・WTTファイナルズ 福岡(22日、北九州市立総合体育館) 男子のエース、世界ランク7位の張本智和選手が22日、男女のシングルスで日本勢唯一の準決勝進出を決めました。 【画像】戸上隼輔・篠塚大登ペアは男子ダブルス決勝進出 初戦で世界ランクで格上の中国選手を倒した張本選手は、準々決勝は世界ランク15位、韓国のチャン・ウジン選手と激突。国際大会で過去5勝4敗と互角の戦いを演じてきている難敵です。 強力なフォアハンドを打つ相手に対して、「フォアを見せることも大事だし、バックは回り込ませないように強く打ったり、ラリーの前のサービスレシーブの点で散らしたり、準備してきたことがすべて出せた」と対策を徹底。「ほぼ100点に近い」と3-0のストレート勝利で、男女通じて日本勢唯一のベスト4入りを決めました。 準決勝は23日、中国の19歳、世界ランク2位の林詩棟選手と激突。過去3勝1敗、10月のアジア選手権でも対戦し、ゲームカウント3-1で下しています。 また男子ダブルスの準決勝では、初戦で中国ペアを破った戸上隼輔選手と篠塚大登選手が、シンガーポールのペアを下して決勝進出。張本選手が松島輝空選手と組んで初戦で敗れたフランスのF.ルブラン選手とA.ルブラン選手の“ルブラン兄弟”と頂点をかけて戦います。 張本選手は「決勝相手は僕たちが負けた相手。今大会で一番強い。日本のファンの力も借りながら向かってほしい」とエールを送りました。 ▽張本選手勝ち上がり ◆1回戦 vs梁靖崑(中国) 3-1(11-7/11-6/9-11/12-10) ◆準々決勝 vsチャン・ウジン(韓国) 3-0(11-6/11-4/11-8) ◆準決勝 vs林詩棟(中国)