オムロン、中計達成のカギは制御機器の"この点"にあり
新社長の辻永氏(中央)と山田新会長(左)、創業家出身で会長を退く立石氏(写真:オムロン提供)
12年ぶりの社長交代だった。1933年5月に前身の企業が創業し今年90周年を迎えるオムロン(6645)は、1月12日に社長交代を発表した。 工場を自動化する際に使用される制御機器事業のトップを2021年から務める辻永順太氏が、社長兼CEOに4月1日付で就任する。2011年より社長を務めていた山田義仁氏は6月に予定する株主総会を経て、代表権のない取締役会長になる予定だ。 また今回の役員人事によって、創業以来初めて、取締役会から創業家出身者がいなくなる。創業家出身の立石文雄会長は定時株主総会を経て名誉顧問に就任。今後は経営から一歩引いた立場として、企業理念の実現に向けた活動や、一部の財界活動を続けるという。
本文:2,393文字
写真:1枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
遠山 綾乃