彰人が蛍光灯IPPONデスマッチで勝利し、2年ぶりにEXTREME王座奪還。初防衛戦の相手に男色ディーノを指名【DDT】
DDTプロレスが9月29日、東京・後楽園ホールで「DRAMATIC INFINITY 2024~3時間スペシャル~」を開催した。彰人が蛍光灯IPPONタッグデスマッチで王者の勝俣瞬馬に勝利して、DDT EXTREME王座に2年ぶり5度目の返り咲きを果たした。 彰人は9・16札幌で勝俣に挑戦を表明。試合形式は自身の代名詞ともいえる「蛍光灯IPPONデスマッチ」を希望し、よりスリリングにするためにタッグマッチ(勝俣&須見和馬vs彰人&夢虹)とした。ルールはリング上に蛍光灯が1本用意され、それを割った選手が敗者となる。須見、夢虹の両選手も試合権利を有し、須見が勝利の場合は王者・勝俣の防衛、夢虹が勝利した場合は挑戦者・彰人が王座奪取となる変則ルール。なお、須見が敗北の場合も挑戦者・彰人の王座奪取、夢虹が敗北の場合も王者・勝俣の防衛となる。
蛍光灯を割ったら負けてしまうとあって、まさにスリリングな展開が続く。そんななか、彰人はリング中央で蛍光灯の上に倒れていた勝俣に須見を乗せる。そこに彰人が覆いかぶさると、夢虹がその上にダイビング・フットスタンプを決める。さすがに勝俣はこれを踏ん張れず、蛍光灯が割れて彰人が勝ちどきを挙げた。 勝俣、須見、夢虹の順応ぶりを体感した彰人は「このルールは僕の専売特許じゃない。DDTを代表するルールにしたい。だからこのルールは君たち3人にあげます。君たち3人がこいつとならすげぇIPPONデスマッチができると思った相手が現れたとき、ぜひこのルールを使ってください」と表明。
そして彰人は次期挑戦者に男色ディーノを指名。ディーノが現れると「僕がなぜあなたを指名したか分かりますか? このEXTREMEを次に巻いたときはあなたをチャレンジャーに迎え入れようと思ってたんです。あなたに謝らなきゃいけない、言わなきゃいけないことがある。フェロモンズのことです。僕は髙木(三四郎)さんに言われて、やってたように見せてましたけど、ホントは違うんです。僕はフェロモンズは好きだった。だけど男色“ダンディ”ディーノが嫌いだった。僕は男色ディーノにあこがれてDDTにいるんです。あのユニットは飯野雄貴のユニットだった。あなたはサポート役に徹していた。それが嫌だったんです。解散して、あなたはやっとふだんの男色ディーノとして目の前に立ってくれた。僕はあなたが一番大事にしていたフェロモンズを奪いました。僕の今一番大事なEXTREMEのベルトをかけて、僕とやり合ってください」と涙のアピール。