熊野で全国高校選抜女子ソフト、20チーム熱戦 三重、津商など出場
【熊野】全国の強豪校が対戦する「全国高校女子ソフトボール選抜熊野大会」が24日、三重県熊野市有馬町のくまのスタジアムなど6球場で開幕した。19都府県の20チームが熱戦を繰り広げている。27日まで。 競技力向上や選手間交流を図ろうと、市などでつくる実行委員会が主催し、今年で19回目。夏の全国高校総体(インターハイ)優勝校の多治見西(岐阜)のほか、県大会優勝校の三重、津商業の県勢らが出場する。 今大会は25日まで4組5チームずつによる予選ブロックを展開。26、27日に各組で同一順位だったチームごとに総当たり戦の決勝リーグを実施し、戦績を基に予選1位組は総合1―4位などと順位を決める。 この日、三重は初戦で多治見西と対戦。初回に家城葉月選手(1年)が左前打を放つと、盗塁と敵失で三塁を陥れ、続く新保美緒選手(2年)の二ゴロの間に先制。三回に先発川原麻椰投手(2年)が二点本塁打を浴びて逆転負けを喫した。 主将の山口琉泉捕手(2年)は「全国優勝校を相手に連打なしで抑えられたのは収穫。一人一人が最高のプレーをし、総合で一桁順位を目標に頑張りたい」と話した。