齊藤仁と中野次郎の調整手腕に注目/ボートレース多摩川
ボートレース多摩川の「第46回新春特別かどまつ賞」は3日に初日を迎える。今節は正月大会なので、地元選手が多数参戦。シリーズの中心選手が集結する初日メインの12R「多摩川選抜戦」メンバーも、東京支部の選手が占める。 中でも齊藤仁と中野次郎が抜けた実績。齊藤は昨年の大村オーシャンカップで優出し、年末の住之江グランプリシリーズでも優出と好リズム。齊藤は昨年の正月戦も参戦していて、その時は優勝戦で1枠を手にしながら佐藤翼に差されて悔しい準優勝に終わった。それでも、「気負わずに行きたい」とマイペースを貫く構え。今年の抱負は「2024年の成績を超えるように頑張る」と話していた。引いた45号機は2連対率43%の好素性機だが、「下がることはないが、起こしや行き足が一定しせず、乗りづらさがある。悪い機ではないと思う」と、調整が合えば戦える足になりそうだ。 一方の中野は、「何もしてないが、良くはなさそう。班でもやられているので、足は悪く感じた」と劣勢気味。16号機は元々好素性だったが、前操者の吉島祥之が2回も転覆して部品やペラが換わってから下降気味だった。「自分が(このエンジを)合わせられるか」と話していたが、当地では低勝率機でも仕上げるケースが多々あるだけに、直前気配に注目したい。
マクール