小池都知事が記者会見1月25日(全文1)2019年度予算案、一般会計は過去最大
東京五輪、多摩・島しょ振興、先端技術関連の予算について
それから、あと今日で546日となりました、東京2020大会の成功に向けた取り組みでございます。冒頭に大会競技施設の整備のほうは着々と進んでいて、また竣工を目指しているということでお話しさせていただきました。そちらのほうもしっかりと進めていく。それから伝統文化から、最先端の現代アートまで、東京の多彩な芸術文化の魅力を国内外に発信をしたします、Tokyo Tokyo FESTIVALの推進をしてまいります。で、東京2020大会、今年のラグビーワールドカップ2019の開催に向けましての準備ですね。いよいよ総仕上げでございますので、しっかりと行っていくということでございます。 それから、多摩・島嶼の振興についてでありますが、多様な方々に島嶼、島を訪れて、また多摩地域を電動バイクでなくても結構ですので、訪れていただいてきれいな海、そして豊かな緑、島の多彩な魅力を感じていただくということで、上質な宿泊施設を誘致する町村の取り組みに対しまして、必要な経費を補助するという、多摩・島嶼地域のさらなる発展に向けた施策でございます。これを積極的かつ効果的に展開をしていくということでございます。 そして日進月歩で進化を重ねている先端技術の世界でありますけども、これはまさしく東京2020大会のレガシーともなりうるわけで、ICT、IoT、AIなど、この最先端技術について、例えば生産性の向上を課題とする中小企業に対する普及啓発であるとか、導入の後押しなど、都政が抱えております課題の解決に最大限生かしていくという考え方であります。 最後ですが、最終補正予算案として、築地の市場跡地に関します、平成30年度の最終補正予算案についてご説明いたします。卸売市場を取り巻く環境の変化を踏まえて、中央卸売市場会計の中長期的な収支の試算結果、そして将来の東京全体としての価値の最大化を目指すということで、今回、築地まちづくり、今後の築地のまちづくりを見据えて、築地市場の跡地について、中央卸売市場会計から一般会計にいわゆる有償所管換をするということといたしました。そして5423億円、補正予算に計上いたします。 31年度予算案の概要、今ご説明ざっとさせていただいたわけでございますが、詳細は手元にお配りしているところでございます。この予算案に盛り込んだ1つ1つの施策ですけれども、これをてことして、東京と日本が持続的な成長を遂げられるように、都民の皆さんの理解、共感をいただくと。そしてその歩みを一歩一歩、確実な一歩一歩を進めていきたいと考えております。少々長くなりましたけれども、予算案のことで時間を使わせていただきました。