婚外恋愛やセックスレスに女性用風俗。あなたもきっと誰かに共感してしまうショックでリアルな本音の会話が心に刺さる!“イッキ見”したい!Prime Videoドラマ「1122 いいふうふ」
「結婚は義務じゃない」豪華キャストで紡ぐ夫婦であり家族であることの幸せと難しさ
まさに“なんでこうなった?!”という夫婦ではあるあるの小さかったはずのほころびが日々の生活で徐々に大きくなっていく様が実にリアルです。 ■“婚外恋愛許可制”を公認する夫婦の妻、一子を演じるのは高畑充希 そんな一子を演じた高畑は以前から原作の大ファンで「配信ドラマとして今泉監督のこのチームでできることになって、すべてのパズルが何年も経てハマった気がして、原作ファンとして勝手にブチ上がっていました!」と出演が決まった時は大喜びしたそう。 ■一子の夫、二也を演じるのは岡田将生 一方、二也役の岡田は「二也があんなに涙もろいキャラクターになったのも、岡田さんが本番で自然と泣いてしまったから」と今泉監督が明かしていたように、見方によってはクズ人間に認定されてしまうかもしれない二也を、優しく素直で可愛らしくどこか憎めないキャラクターとして演じており、その魅力を遺憾なく発揮。“ちょっと残念な男性”を得意とする岡田の真骨頂を今作で垣間見られるのも見どころのひとつです! 二人のセックスレスは、もとを辿れば2年前に一子が二也の誘いを断ったことに繋がるのですが(最初、一子はそのことを忘れていたほど)、面倒くさがってないがしろにしているうちに、すっかりレスになってしまっていた二人。その亀裂が入った関係に「たかがセックス、されどセックス」という言葉が胸に突き刺さります…。 ■二也の婚外恋愛の相手でワンオペ育児につかれた母、美月を演じる西野七瀬 また、二也の婚外恋愛の相手である専業主婦の美月も、家庭では育児を彼女に任せきりの完璧主義の夫・志朗(高良健吾)と、発達が遅れ気味の一人息子のひろとの生活に息苦しさと誰にも言えない孤独を感じていました。唯一、二也といる時が安らげる時間だったのです。 美月を演じた西野は、このがんじがらめとなった悩める母親を非常にリアルに体現しています。日々のワンオペ育児で疲弊していく様や、育児に無理解で話し合いもしようとしない夫への苛立ち、そのストレスからくる子どもへの当たりの強さ…と見ていて思わず身につまされる方も多いはず。 ■育児に非協力的な美月の夫、志朗を演じる高良健吾 さらにまったく育児に協力しない夫の志朗を演じた高良も、「もともとそういう環境で育っていたらこうなってしまうのかも…」と思わせるリアルな演技と端々で見せる美月への愛情で、ある種リアルな一つの夫婦の形というものを感じさせます。 ■女性向け風俗で働く礼を演じる吉野北人 そして今回キャスト陣ではずせないのが、一子が関係を持つ女性向け風俗に務める金髪の眩しい美青年の礼を演じた吉野。その圧倒的な若さと美しさは持ち前の美貌はもちろんのこと、今泉監督も話していたとおり、パフォーマンス活動で自分がどう見られるかを知り尽くしているからこその魅せ方で、キスシーンなどが初めてだったとは思えないほど。 ■一子の大学時代からの友人、五代を演じるのは成田凌 さらにキャストでは、一子が不倫をしてみようと思い立ち誘う大学時代からの友人の五代を、今泉監督が「彼しか思い浮かばなかった」と言い、本人自身も「原作を読み、脚本を読み、この役は自分しかいない!」と言う成田凌が演じ、自然体かつ大人の色気満載で演じているのにも注目です!