タイガーの高級炊飯器「土鍋ご泡火炊き」新モデルを体験、本土鍋の内釜が進化
■「JRI-A100/A180」は毎日使うから大切な「お手入れのしやすさ」に注目 手間の話題が出たところで、最後に「ご泡火炊き」JRI-A100/A180についても触れておきましょう。こちらは土鍋ご泡火炊きよりは少し価格を抑えられるモデルで、JRI-A100が5.5合炊き、JRI-A180が1升炊きとなります。
こちらのシリーズでは前世代までは大小2つの圧力ボールによる「可変W圧力炊き」を採用していたところ、今回からソレノイド式多段階圧力機構に変更。細かなコントロールが可能になり炊き分けの幅が広がっただけでなく、お手入れもしやすくなりました。 まず先述の圧力ボールが無くなったことで内蓋がフラットになり洗いやすくなったほか、日常的にお手入れの必要なパーツが内釜と内蓋の2点だけになり、手間が軽減されました。さらに、内蓋の洗浄は食器洗い乾燥機で済ませることも可能です。 毎日のご飯を美味しく食べたいというニーズはもちろんですが、毎日使うものだからこそ手間なく快適に使いたいという声も多いのは確かです。美味しさと利便性のバランス重視で選ぶならJRI-A100/A180も有力候補となるでしょう。
細田頌翔