「男の子はピンク色は着ちゃダメ」犬山紙子、娘の発言に夫・劔樹人が取った行動を明かす「素敵すぎるんだけど」「涙出た」
エッセイストの犬山紙子さんが、12月10日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)に出演。「日常に潜む身近なジェンダーバイアス」として、育児中のエピソードを明かしました。番組TikTokの切り抜き動画に多くの反響が集まっています。 【画像・動画】犬山紙子、夫・劔樹人、娘の3ショットを見る
同番組は、お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんがMCを務めるトークバラエティ。今を生きる女性にフォーカスしながら、社会で話題になっている題材を深堀りしていく番組です。 12月10日の放送回では、「日常に潜む身近なジェンダーバイアス」をテーマに、性別に基づく決めつけや偏見に関して出演者たちがトークを展開しました。 6歳の息子を育てるモデルのpecoさんは、子育て中に気を付けていることとして、自身の教育方針を紹介。「コップを買いに行った時に、息子は青が好きだから青を選ぶと分かっていても、あえて青とピンクとか色んな色を差し出して『どれにする?』って、選択肢を与えるようにしている」と明かします。
「傷つける側に回っちゃうって思って…」犬山さんが振り返る育児中のエピソード
一方、6歳の娘を育てる犬山さんは、「我が家も、『女の子はピンク、男の子は青』とか決めつけないで育ててきたつもりだった」と切り出し、育児中のエピソードを披露。 子どもにジェンダーバイアスを持たせないように育児をしてきたものの、生活の中で社会の影響を受けた娘さん。ある日、「ピンクは女の子の色なんだよ。男の子は着ちゃダメなんだよ」と言ってきたのだそうです。 犬山さんはその時のことを振り返り、「えー!!ってなって、『これは同じ保育園に、例えばピンクが好きな男の子がいた時に、傷つける側に回っちゃう』と思い、どうしようかなって悩んで」と明かします。 そんな時、夫でミュージシャン・漫画家の劔樹人さんの行動に救われたのだとか。「夫がピンクの服を7着くらい買って、“ピンクおじさん”として保育園にお迎え行くようになって、『ピンクもどんな子も誰でも着ていいんだよ』みたいな話をしてくれて、めっちゃホッとした」と振り返りました。
犬山さんのエピソードに「素敵すぎ」と反響
番組の公式TikTokがこの会話を切り抜いた動画を公開すると、再生回数は120万回以上を記録。コメント欄には、 「旦那さん素敵すぎるんだけど」 「ピンクおじさんあまりにも貢献しすぎててほぼミッキーと変わらん」 「涙出た笑笑」 「自分のお子さんだけじゃなく、他の子どもたちへの教示になるよね。素晴らしいわ」 「こうやって選択肢を広げたり性別で色を決めない教育って本当に大事。うちの親もある程度自由だったから感謝してるけど世間はまだまだ冷たいからなぁ」 などのコメントが寄せられました。
BuzzFeed Japan