阪神、3連敗で首位・広島と5ゲーム差…4カード連続負け越しに大矢氏「カードの頭をずっと落としている」
◆ 直近5試合でQS達成はビーズリーのみ 阪神は中日に4-8で敗れ、引き分けを挟み3連敗。首位・広島とのゲーム差は「5」に広がった。 先発の大竹耕太郎は先制してもらった直後の3回、二死から2番・岡林勇希に同点の中前適時打を許すと、4番・細川成也には逆転の右越え2点適時二塁打を浴び3失点目。直後の攻撃で代打を送られ降板となり、3回5安打3失点の内容で今季7敗目(7勝)を喫した。 1点ビハインドで迎えた4回は、2番手で登板した伊藤将司が炎上。3本の適時打含む5安打を集中され1イニングで4点を失った。 打線は1-3と2点を追う4回に無死満塁の好機を作るも、7番・梅野隆太郎の左犠飛による1得点止まり。6回以降も5番・大山悠輔の11号ソロなどで追加点を奪うも、すべて1点ずつの反撃となり一気に畳みかけることができなかった。 阪神はこれで4カード連続の負け越し。18日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』のMCを務めた岩本勉氏は、「このところ先発投手が試合をなかなか作れていない。そういうイメージがある」と、直近5試合でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成したのは16日の中日戦で7回2失点と力投したビーズリーのみと、疲れが見え始めている阪神先発陣の現状を心配した。 解説者として出演した大矢明彦は「苦しい戦いにつながっている」と語る要因として「このところカードの頭をずっと落としている」と指摘。直近4カードはすべて初戦を落としており、その上で「昨日が村上で今日が大竹でしょ。去年ふたりで20(勝)くらい勝ったピッチャーで足掻いてるからとても苦しい」と、昨季ともに2ケタ勝利を挙げた村上(昨季10勝)と大竹(同12勝)の今カードでの早期降板を残念がった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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