早大小宮山監督が東京6大学野球連盟創設100周年へ「次の100年へ良い形でバトンをつなぐ」
東京6大学の早大の小宮山悟監督(59)が5日、東京6大学野球連盟創設100周年となる今年にかける思いを語った。東京・東伏見の同大グラウンドで25年の練習をスタートし、鋭いまなざしで練習を見守った。「100(周年)という区切り。早稲田としては日本の野球界を引っ張てきた自負がありますから、次の100年に向けて良い形でバトンをつなぐ組織でありたい」と誓った。 昨年は2季連続のリーグ優勝を決め、15年シーズン以来となる春春連覇を遂げた。今年は主将の小沢周平内野手(3年=健大高崎)の下で、まずは06年秋から07年秋にかけて達成した3連覇を目指す。小宮山監督は「年末の最後に『連覇を忘れて春を取る』という小沢主将の言葉があった。険しい道のりを分からせる非常に良いセリフ。彼らがどれぐらい本気でこの春への戦いに挑むか楽しみ」と期待した。 自身は巳年生まれの年男。9月には還暦を迎える。「彼らが赤いちゃんちゃんこを用意してくれるのか、どうなのか」とひそかに注目している。就任7年目。連覇に甘んじず、さらに強い早稲田を見せつける。