叔父が元横綱朝青龍、父はプロレスラー・ブルーウルフ、いとこは大関豊昇龍のルブサンゴンボ「早く関取になりたい」【大相撲・新弟子検査】
大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の新弟子検査が1日、福岡市内の病院で行われ、受検した9人全員が体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。 モンゴル出身のセルジブデー・ルブサンゴンボ(18)=錣山=は叔父が元横綱朝青龍で、父は日本でプロレスラーとして活躍したブルーウルフ、いとこは大関豊昇龍だ。身長186センチ、体重116キロでパスしたルブサンゴンボは、「初代若乃花関の相撲が好きです。細い体ででっかい人をぶん投げるところが。誰よりも強くなりたい」と夢を口にした。 高知・明徳義塾中から日本に進学したが、最初に抱いた夢はプロ野球選手だった。中学では強豪として知られている軟式野球部に所属し、3年生のときに全国大会で3位に。その後、父と叔父さんから「相撲をやってみないか」と持ちかけられて、相撲に転向。いとこの大関豊昇龍(立浪)もそうだったが、格闘一家の血を引くだけあって、明徳義塾高1年のインターハイで100キロ級16強という結果を残した。 休学している同校は中退してプロに臨む予定。叔父から「頑張れよ」とエールももらい、「早く関取になりたい。応援してくれる方に恩返ししたい」と目を輝かせた。
中日スポーツ