【レイズ3－4タイガース】＠コメリカ・パーク

決勝のホームを踏んだタイガースのマット・ビアーリング（MLB Advanced Media）

　日本時間9月27日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのレイズ3連戦の最終戦を迎え、4対3で逆転勝利。3連戦をスイープして連勝を5に伸ばし、2014年以来10年ぶりとなるプレーオフ進出へのマジックナンバーを「2」とした。タイガース3番手のボー・ブリスキーが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで4勝目（4敗）を挙げ、4番手のジェイソン・フォーリーは27セーブ目を記録。レイズ4番手のギャレット・クレビンジャーはリードを守れず5敗目（7勝）を喫した。 【動画】タイガースが8回裏に2点を奪って逆転に成功する 　10年ぶりの大舞台に向けて着実に歩みを進めているタイガースだが、3連戦の最終戦は先発のリース・オルソンが3回表にブランドン・ラウに2点タイムリーを浴び、先制点を献上。5回表には2番手のケーシー・マイズが三塁打を浴びてピンチを招き、自身の暴投で追加点を与えた。しかし、6回裏二死からマット・ビアーリングが四球を選ぶと、コルト・キースのタイムリー三塁打でまず1点。さらに代打のケリー・カーペンターがタイムリーを放ち、1点差に迫った。 　そして1点ビハインドのまま迎えた8回裏、タイガースは一死1・2塁のチャンスを作り、キースのタイムリーで同点に。さらに代打のジャスティン＝ヘンリー・マロイがセンターへ犠飛を打ち上げ、三塁走者のビアーリングが生還して逆転となった。9回表は4番手のフォーリーが三者凡退で締めくくり、4対3で試合終了。2本のタイムリーを放ったキースは「僕たちは今季何度もこういう勝ち方をしてきた」とコメント。「このチームのこういうところが大好きだ。僕たちは決して諦めないんだ」と誇らしげに語った。