レーシングブルズに「長年にわたり一貫性を欠いている」と専門メディアが厳しく指摘! チームと角田裕毅に提示した2025年の「課題」とは!?
「レッドブルは、新人に対して準備が整うよりも早くに結果を求めることで知られている。もしフェルスタッペンが不調な日があれば、ローソンがその穴を埋めることが期待されるだろう」と、フルタイムでのデビューシーズンといえども、ニュージーランド人ドライバーは結果を残さなければならないことも再度強調した。 そのレッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズは、F1での5年目のシーズンを迎えることになる角田裕毅と、ルーキーのアイザック・ハジャーがステアリングを握ることになる。昨季は顕著な成長ぶりを見せて株を上げた角田だが、再び試練の1年を迎えることになりそうだ。 「角田はレッドブルが(彼ではなくローソンを昇格させたことに対して)誤った判断を下した、と証明しなければならない。同時に、新加入のハジャーよりも速いことを示す必要もある」と指摘した同メディアは、角田のF1における5人目のチームメイトとなる20歳のフランス人ドライバーを「かなり高く評価している」という。 チームは昨季、多くのアップデートを行ないながらも、それらが奏功しないケースが少なくなかったため、同メディアは「同じ失敗を繰り返す余裕はない。誰でもミスはするものだが、それを迅速に認識して修正することこそが、チーム構造の本質である」と厳しく指摘し、「このチームは長年にわたり、少々一貫性を欠いている。それを安定させ、ドライバーが与えられたものを最大限に引き出せる環境を整える必要がある」と課題を提示した。 なお同メディアは、各チームの順位も予想しており、昨季は一時中団争いのトップに立っていたイタリア籍チームを、昨季の結果同様に「8位」としている。全チームの予想は以下の通り。 1位マクラーレン、2位レッドブル、3位メルセデス、4位フェラーリ、5位アルピーヌ、6位ウィリアムズ、7位アストンマーティン、8位レーシングブルズ、9位ハース、10位 ザウバー。 構成●THE DIGEST編集部
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