毛糸をひたすら編んでいくと…… “羽ばたくような美しいアイテム”完成に「編むのも着るのも楽しそう」「早速編みたい」
YouTubeチャンネル「梅村マルティナ (Martina Umemura)」に、毛糸を編んで作る6翼ショールの作り方が投稿されました。動画は記事執筆時点で2万4000回以上再生され、「早速編みたいと思います♪」といったコメントが寄せられています。 【動画】完成した作品 動画を投稿したのはドイツ出身で、現在は宮城県気仙沼市で毛糸の輸入販売やニット製品製造販売を行う「梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ」の代表を務める梅村マルティナさん。 気仙沼から全国へ「しあわせを編む仲間」の輪を広げるべく、同チャンネルでドイツの編み物文化や編み物のテクニック、初心者向けの編み方などを公開しています。
6翼ショールの作り方
そんなマルティナさんは今回、6枚の翼が広がるようなデザインとなっている「6翼ショール」の編み方を紹介してくれます。華やかな見た目をしていますが編み方は簡単で、流れとしては首の部分を作り、1枚ずつ順番に翼をつけていく形となるそうです。 さっそく編み方を教えてもらいましょう。今回は3種の毛糸と2種の編み針、段数マーカーを使います。1つの翼に使う毛糸の量は約45グラム、本体の部分に使う毛糸の量は計算上300グラムですが、余裕を持っておくことをおすすめするとのことです。 編み針の形は四角でも丸でも構いませんが、楽に編むために40センチと80センチの2種類を用意しておきましょう。
まずは本体作り
まずは9号40センチの編み針で144目を作り、6目の8段の市松模様で編んでいきます。まずは「編み進む作り目」を作り、144目作ったらねじれていないか確認してから輪に編みます。最初の段から模様編みになるとのことで、表目6目→裏目6目を交互に8段分、144目編んでいきます。 模様編みが1段終わったら再度ねじれていないか確認し、マーカーをつけておきましょう。同じリズムで8段編み、作り目を1段目と数えて全部で8段あることが確認できたら編みパターンを変え、次のステップに入ります。 次は裏目を編みます。裏編み6目から、次の裏目の上には全部表編みをします。見た目(下の段の目)の逆の編み方にするとのことで、表目→裏目、裏目→表目という形で、全部で8段編んでいきましょう。 8段ごとにパターンを変えていくと、数えるだけでいいとても便利な四角ができるとのこと。今作っているのは首の部分なので、好きな長さに編んで大丈夫だそうです。オリジナルでは四角8個分で編んでいますが、この場合は四角を7段まで編んでおき、最後の8段目だけは特別な編み方をすることになります。 8段目の四角は、「針を9号40センチの針から80センチの針に変える」、「糸を1本から2本にした2本どりにする」という形で編んでいきます。最後の段は肩に乗り、全ての翼の重さがかかって負担がかかるため、少しでも丈夫に編みたいのだとか。 2本どりで1周編んだら先ほど足した2本目の糸をここで切り、ここから1本の糸で続けて編んでいきます。これで首のパーツが完成、お次は翼作りです。