【ハイライト動画あり】ニュースター続々!初キャップ勢が躍動した南アフリカ。ウェールズは決定力不足に泣く。ラグビーテストマッチ2024
が、ここでこの試合がデビュー戦となった南アフリカWTBエドウィル・ファンデルメルヴァが、抜け出した相手&パスレシーバーへ2連続タックル。初キャップの28歳が好守で質点を防いでみせた。
しかし、流れは交互にやってくる。
ウェールズがなんとか13人の時間帯をしのいだ一方で、今度はノーミスでハイボールキャッチを続けていた南アフリカFBアフェレレ・ファシが、捕球時に足裏を相手にぶつけてしまいイエローカード。
そして直後の敵陣ラインアウト。
南アフリカはラインアウトで競るが、ここでのこぼれ球がウェールズHOデヴィ・レイク主将の懐へ。そのまま機動力もあるキャプテンが左隅を切り取った(ゴール成功)。
さらにウェールズは反則が続く南アフリカを攻め立て、PG成功で1点差(13-14)として前半を終えた。
しかし後半の圧力増は、もはや南アフリカのお家芸だ。
ノンキャップ選手を含めた途中出場組が後半、南アフリカの勢いを加速させた。
まずは後半開始1分。敵陣でペナルティをもらうと先発SHファフ・デクラークが速攻。FBファシのライン参加から左隅で、ふたたびCTBクリエル&WTBマピンピのコンビが穴を開け、チーム3本目を奪う。
ゴール成功でリードを8点(21-13)に広げると後半9分。
途中出場のボンギ・ムボナンビ、フランス・マルハーバが参加したスクラムでペナルティ。PG選択で、この日デビュー戦のSOヘンドリクセが代表初得点で3点追加(24-13)。途中出場組&新人の活躍で、ウェールズを突き放す。
さらに後半26分、途中出場の代表ルーキーがビッグショットを決める。
南アフリカはハーフウェイライン手前でペナルティをもらうと、途中出場のデビュー組、サーシャ・ファインバーグンゴスメルが、50m超のロングショットを成功。これには南アフリカのコーチボックスも湧いた。
その後モール・トライも加え、21点リード(34-13)で迎えた同35分だ。