ハリー王子、英国の帰国を着々と準備中?親子間、兄弟間のわだかまりの現状とは
「ハリーは退屈している」
このような大胆さには驚かされる。『タイムズ』紙も同様に、退位した王子を嘲笑している。ジャーナリストのヒラリー・ローズは「ハリーは退屈して家に帰りたいと思っている」と皮肉を込めている。優柔不断とでも言うのだろうか? 2020年、ハリー王子夫妻はイギリスを、そして王室の職務をも、騒動の中で去り、北アメリカへと旅立った。アメリカでは、アーチウェル財団を立ち上げ、NetflixやSpotifyと有利な契約を結び、数年間にわたりウィンザー家の風習を批判し続けていた。 そして疑問が湧いてくる:40代に差しかかるこの時期、ハリー王子は完全に迷ってしまっているのだろうか? 最近数ヶ月間、アーチーとリリベットの父親はバッキンガム宮殿に向けて白旗を何度も掲げてきた。3月には、キャサリン皇太子妃ががんに罹患したことに対し「健康と回復」を祈るという声明を出した。また、同じく病気にかかっているチャールズ3世に短い訪問をした。さらに、自著『スペア』のペーパーバック版のプロモーションを拒否し、火に油を注ぐことを避けた。さらに、王子は契約で定められていたにも関わらず、自伝の第二巻の執筆を放棄したとされ、メディアの中で家族への愛を叫ぶといった状況である。
危機に瀕したカップル?
ハリー王子がカリフォルニアでの生活をあまり楽しめていないため、この再生作戦はますます精力的に進められているようだ。『ザ・サン』によれば、彼は「ますます孤立している」と感じており、そのために旧友との再会を求めているそうだ。8月15日から18日にかけてコロンビアを訪れた際には、妻の額にキスをし、若者のメンタルヘルスについて語り、メーガン夫人と共にダンスをするなど、旅を楽しんでいるように見えたが、裏ではその旅に対してわずかな苦々しさを抱えているようだ。妻に何度も陰にされてしまっていることに苦しんでいると言われている。ロイヤル・バイオグラファーのアンジェラ・レヴィンによれば、ハリー王子は妻の代理さえもしていないという。また、2023年6月には、『ザ・サン』が、ハリー王子がカリフォルニアの高級パーティーには同行せず、より静かな生活を望んでいると報じた。これにより、カップルは距離を置くようになり、ふたりは「それぞれ別々に過ごしている」とされている。ハリー王子は「育児に疲れている」とも言われており、モンテシートの大手ホテルチェーンに自身の名前のついた部屋を持ち、ひとりで逃避するために利用しているという。