Number_i紅白出場の裏で5ヵ月で消えたグループも…『TOBE』研修生に立ちはだかる“難題”
今年結成のグループがHPから“消滅”
11月19日、平野紫耀(27)、岸優太(29)、神宮寺勇太(27)による3人組グループ『Number_i』が、大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』に出場することが発表された。滝沢秀明氏(42)の芸能事務所『TOBE』から初めての紅白出場者となる。同社のアーティストは話題に事欠かない。 【秘蔵写真】『TOBE』立ち上げの契機か…滝沢秀明氏が故・ジャニー喜多川の遺影を手にして…… 「元『Kis-My-Ft2』北山宏光さん(39)が11月20日の『テレ東音楽祭スペシャル1964→2024~60年分の名曲! 実は“歌の衝撃映像”ベスト100』(テレビ東京系)に出演しました。『Number_i』が12月4日の『2024 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)に、7人組グループ『IMP.(アイエムピー)』も12月11日の『2024 FNS歌謡祭 第2夜』(同系)への出演が決まっており、『TOBE』アーティストが年末の大型音楽番組に並んでいます」(スポーツ紙芸能記者) “滝沢チルドレン”が勢いに乗る中、新たなグループも結成された。 「11月11日に発表された7人組グループ『CLASS SEVEN(クラスセブン)』です。メンバーは最年長で元ジュニアの大東立樹さん(19)を筆頭に、髙野秀侑さん(15)、高田憐さん(15)、近藤大海さん(18)、横田大雅さん(14)、星慧音さん(14)、中澤漣さん(15)と、全員10代で構成されます。発表と同時に、公式ファンクラブも開設されました」(前出・記者) 初々しいメンバーの今後に期待がかかる。ただ、新グループが作られる陰で、ひっそりと消滅したグループが……。 「『TOBE』は、6月に6人組グループ『DeePals(ディーパルズ)』の結成を発表しました。メンバーは、今回発表された大東さんを除く『CLASS SEVEN』の6人。ただ、新グループの発表と同時に、『DeePals』はTOBE公式サイトから削除され、わずか5ヵ月で事実上の“解散”状態になってしまったのです。 当初、『DeePals』は『TRAINEE(研修生)』という扱いでしたが、新グループでこの表記は消えたので、“デビュー”と言えなくもありません。とはいえ、前身となるグループがあまり認知されないままなくなってしまったのです」(テレビ局関係者) ◆テレビマンが明かす“懸念点” 現在、『TOBE』には研修生による5人組グループ『wink first』も所属している。今後、滝沢氏のプロデュースによって本格的に活動していくと思われるが、不安要素もあるようだ。 「旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)時代、CDデビューする前のジュニアは、1998年から1999年まで放送されたバラエティ番組『8時だJ』(テレビ朝日系)や’00年から’24年3月まで放送された『ザ少年倶楽部(’24年1月に『ニュージェネ!』に変更)』など、ジュニアメインのテレビ番組で知名度を上げるのが一般的でした。 また、先輩タレントが出演するドラマやバラエティ番組などに、バーターとして出るなど、テレビを軸に活動していた印象です。その点、『TOBE』はどちらかというと音楽イベントや音楽フェスなど、アーティストとしての活動に重きを置いています。パフォーマンスに集中させるという狙いはわかるのですが、この方法だと新しいファンの目に触れる機会が少なく、人気を獲得するのが難しいのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 滝沢氏が‘23年3月に『TOBE』を設立して以降、旧ジャニーズタレントが多数移籍してきた。わずか1年で、『Number_i』や『IMP.』のように頭角を現すグループも見受けられるが、前出のテレビ局関係者は懸念を口にする。 「『Number_i』は、平野さんらがかつて所属した『King & Prince』での活動実績がありますし、『IMP.』も’20年10月から’23年5月まで旧ジャニーズ事務所で活動していました。つまり、ある程度の実績があった上で、『TOBE』で活動を始めたわけです。その点、研修生はほとんどゼロからのスタートとなります。アーティストとしての活動に重点を置く現状を考えると、旧ジャニーズとは違ったプロデュース方法が求められるので、難題となるでしょう」 『CLASS SEVEN』をはじめとする若手グループは、どんな“夢物語”を描くのか──。
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