“特典なし”でモチベーション低下? 韓国野球の敗因を母国メディア指摘!「こんな疑いを消すためにも選手育成が切実だ」【プレミア12】
韓国代表は11月18日に行なわれたラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12のオープニングラウンド最終戦となるオーストラリア戦に5-2で勝利したものの、通算成績3勝2敗の3位で大会から姿を消した。 【動画】韓国戦9連勝を引き寄せる森下翔太の2ラン! 相次ぐ世界大会での不振に、韓国国内では代表チームへの批判が渦巻いている。『国民日報』は「昨年の杭州アジアゲームを除けば、最近の国際大会はボロボロだ。2015年プレミア12優勝を最後に引き続き下落傾向だ。 2017年WBC1ラウンド敗退、2020東京オリンピック4位、2023年WBC1ラウンド敗退と早期敗退が続いている」と指摘する。 そんな韓国代表に対し、同メディアは「今大会は国際競争力を育てるための世代交代という名分があり、ある程度の不振も予測された」としつつも、一方では早期敗退の原因として、次のような批判も出ていると報じている。 「一部では、国際大会だった杭州アジアゲームの金メダルと比較して、今回の大会は兵役免除の恩恵がなく、選手たちの集中力が乱れたのではないかという指摘も出ている」 韓国では、国際大会において優秀な成績を収めた個人選手や団体種目の選手たちに兵役免除の特典が付与されることがある。これが今大会に関してはなかったため、選手たちのモチベーションに影響したのではないかというのだ。 同メディアは「このような疑いを消すためにも国際レベルで通用する選手育成が切実だ」と訴え、「KBO(韓国プロ野球)リーグのレベルを上げることができなければ予選脱落を繰り返すことになる」と危機感を煽っている。 国際舞台で表彰台から遠退く韓国。キム・ドヨンら若手の逸材も台頭しているが、依然としてチームには停滞感が漂っている。 構成●THE DIGEST編集部
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