角田裕毅、1周目にリタイア…予選から2日連続クラッシュ「スペースが十分でなく、レーシングインシデントだった」【F1メキシコGP】
◇27日 F1第20戦メキシコシティGP決勝(メキシコ市) RBの角田裕毅は2日連続でクラッシュに見舞われてリタイアを喫し、7戦連続で入賞を逃した。 スタート直後の1コーナー手前でウィリアムズのアレクサンダー・アルボン(タイ)と絡み、マシンにダメージを受けてそのままコースアウトした。前日の予選でもクラッシュしており、「予選で本来のペースを出せていれば、あの位置にはいなかった。チームには申し訳ない」と修復して決勝に送り出したメカニックらにわびるしかなかった。決勝での接触劇も「スペースが十分でなく、レーシングインシデントだった」とした。 決勝はフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)がポールトゥウインを飾って第3戦オーストラリアGP以来、今季2勝目。チームメートのシャルル・ルクレール(モナコ)に入りコンストラクターズランキングでマクラーレンを抜いて2位に浮上した。 ポイントリーダーを死守するレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は決勝中に科された計20秒のペナルティーを消化したことで6位に沈み、10戦連続で勝利を逃した。2位表彰台を獲得したマクラーレンのランド・ノリス(英国)とは47点差に縮まった。 コンストラクターズ争いでもレッドブルはフェラーリに29点差に詰められ、首位陥落の危機をいよいよ迎えた。(写真はAP)
中日スポーツ