「コロナ禍、球児の姿が希望に」 21世紀枠選考委員 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会の選考委員会が28日、オンラインで開かれ、21世紀枠の3校は只見(福島)、丹生(にゅう)=福井、大分舞鶴に決まった。21世紀枠特別選考委員のコメントは次の通り。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 奥野史子委員 9校の中から3校を選出するのはとても難しかったです。只見、丹生、大分舞鶴はいずれも特色のあるチームで本大会での活躍を心から楽しみにしています。コロナ禍において、困難な環境下でひたむきに努力する高校球児の姿が、多くの人々の明日への希望や活力になればと願っています。残念ながら選出されなかった選手のみなさん、この悔しさをバネにここからさらに頑張ってほしいと思います。 小野塚康之委員 9校とも条件が見事に整っていた。初めて委員を委嘱されて責任を感じながら難しい選択を迫られ冷や汗をかいた。3校目は只見を選出した。只見には審査資料や推薦文に選手、学校、地域の熱を感じた。他校との差はほとんどなく、いまだに迷いが生じるほど激戦だった。