TWICE、IZ*ONEなど日本人参加でK-POPは根付くのか
第3次K-POPブームといわれる昨今、15日は平均年齢18歳の日韓合同ガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」が音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に初登場、さらに同日深夜放送の「バズリズム02」(日本テレビ系)では「女子が憧れる日韓合同グループIZ*ONEを100倍楽しむ方法」として特集が組まれた。K-POPブームは韓国からの輸入一辺倒ではなく、日本とのコラボなども付加し熟成されつつあるようだ。
過去のK-POP、韓流ブームを振り返る
第1次ブームは2001年頃からBoAを中心に起こった。神話やリュ・シウォン、SE7EN、K、シン・スンフンらが続々と日本に登場し、ブームを盛り上げた。 「あの頃を振り返る際に忘れてならないのは、K-POPだけのブームではなかったということです。“ヨン様”ことペ・ヨンジュンが主演した2002年のドラマ『冬のソナタ』は大ブームを巻き起こし、これを含めて第1次韓流ブームと言ったほうがいいでしょう。大きなうねりでしたね」(スポーツ紙40代男性記者) 同ドラマではペの相手役を務めた女優チェ・ジウも一躍ブレークした。 第2次ブームは2010年前後にスタート。KARAをはじめ、BIG BANG、少女時代、SUPER JUNIOR、チャン・グンソクらが活躍し、日本でも人気を呼んだ。とくにKARAは、2011年にテレビ東京系の深夜ドラマ枠で主演の連ドラ「URAKARA」も放送されるなど、ブームを牽引した感がある。KARAのメンバーたちが、実は男性を夢中にさせる“惚れさせ屋”だったという設定のラブコメにファンは夢中になった。 2009年に日本メジャーデビューしたBIG BANGは、10年には横浜、神戸、東京の3都市で6万人を動員。東京では初の日本武道館公演も実現させた。しかしメンバーたちが順次兵役に就くことから、グループとしては2018年より約2年間活動休止となっている。 なお2011年の紅白には東方神起、KARA、少女時代と韓流3組が出場している。あらためてK-POPアーティストたちのパフォーマンスレベルの高さを感じた人も多かった。