戦後最悪の噴火災害「御嶽山噴火」から10年… “噴火を知らない”娘が父親と共に御嶽山へ 山岳救助隊として活動した父親が伝えたかった「大切なこと」
せいはさんは初めての御嶽登山を満喫したようですが、それは正しい知識を身につけて“備え”をして登ったからこそ。もし、今ここで噴火が起こったら…。10年前、実際に噴火が起きた現場に立ち、火山教室や御嶽山の初登山を通して学んだことを振り返ります。
今井富樹さん: 「まだ(娘は)山頂までは行けていないので、次は剣ケ峰にチャレンジしたいなと。そこでシェルターも近くで見て。火山なんでね、いいところも持っている半面、牙もあるのよってところも。次回は剣ケ峰、行くか!」 自然は美しく素晴らしいものですが、突然牙をむくこともあります。御嶽登山を見事にやり遂げたせいはさんは、“知識を身につけて、正しく恐れ、正しく備える”という父親の教えを、しっかりと受け止めたようです。