築50年団地暮らし、古くさい「床」をオシャレで現代的に変貌させるコツ3つ
団地の床をラグで快適な空間にする
団地暮らしをしている際に、急に発生した床の傷や汚れを工夫してきれいに見せたいときもあるでしょう。 そのようなときは、ラグを敷くのがおすすめです。 ラグは、以下3つの役割を果たしてくれます。 ・彩りを加える ・デザイン性を加える ・傷・汚れを目隠しする 既存の床の上から部分的に敷くだけでも汚れや傷を隠し、色味とデザインで異なる印象の部屋を作れます。 新しくDIYで設置したフロアタイルの上から敷くと、生活動線に合わせて踏み心地の異なる機能的な部屋も作れるでしょう。 カーペットの上からラグを敷くと、一風変わったおしゃれなデザインの床にできます。 団地は、断熱性能が弱いのでカーペットやラグを複数枚使用すると、部屋の断熱にも役立ちます。
現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)
2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。 同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。 総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。 空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。
まとめ
団地の床をDIYで簡単に変更するには、以下の3つがおすすめです。 ・クッションフロア ・フロアタイル ・タイルカーペット それぞれにメリット・デメリットがあるので購入前に確認すると、自宅と自分に合うものを失敗せずに選べます。 もっと簡単に床を変更したいときは、ラグを活用するのがおすすめです。 DIYで床を生まれ変わらせ、素敵なインテリアライフを過ごしましょう。
参考資料
・内閣府地方創生推進事務局「住宅団地の再生」 ・UR都市機構「MUJI×UR団地まるごとリノベーション第一弾スタート」 ・総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」
上永 智史