けがれ焼き払え 富山県射水市・二口熊野社で火渡り神事
富山県射水市二口(大門)の二口熊野社の火渡り神事が7日行われ、百足(むかで)獅子とみこしが炎の中を勇ましく駆け抜けた。 火渡り神事は秋季例大祭の一環。獅子が地域を回り、氏子の家から集めてきたけがれを焼き払う。午前7時ごろから二口獅子方青年団などの3体が地区内の520戸を回った。 神社の鳥居前に高さ約2メートルの稲わらが積まれ、午後6時ごろに点火された。炎が燃え上がると、天狗(てんぐ)に続いて獅子が勢いよく走り抜けた。最後にみこしが火の上を渡った。