三菱自動車ら4社が電動車のコネクティッド技術を活用したスマート充電サービスの実証事業を開始
2月15日、三菱自動車、MCリテールエナジー、Kaluza、三菱商事の4社は、電動車のコネクティッド技術を活用した国内初となるスマート充電サービスの商用化に向けた実証事業を開始すると発表した。スマート充電サービスとは、社会全体のエネルギーコスト低減と電動車ユーザーにとって魅力的な充電環境の提供を目的としたサービスで、この実証事業で得られる成果は、同サービス開発に活用していく。
通常の家庭充電において、ユーザーがスマートフォンのアプリ上で指定した時間までに、電力市場価格等が安い時間帯に充電が自動で最適化されるサービスを提供
このたびの実証事業は、三菱自動車が販売する「アウトランダー(PHEVモデル)」を保有する方(※)を対象に、三菱商事の出資先であるOVOグループのKaluzaが提供するEV充電制御プラットフォームを通じて、通常の家庭充電においてユーザーがスマートフォンのアプリ上で指定した時間までに、電力市場価格等が安い時間帯に充電が自動で最適化されるサービスを提供するというもの。 ※東京電力パワーグリッドまたは中部電力パワーグリッドの電力供給区域に居住しており、三菱自動車が提供するコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」に登録、かつ自宅に普通充電器を設置している方が対象 実証期間中、ユーザーはMCリテールエナジーが同サービスのために開発する実証専用の電力プランに加入することで、充電制御の結果に応じて充電コストを節約することができる。また、このサービスでは、Kaluzaのプラットフォームから三菱自動車のコネクティッドシステムを通じて、車両に対して直接の充電制御が可能となるため、通信機能が付いた充電設備(スマート充電設備)等が不要となる。
MotorFan編集部
【関連記事】
- 3000円台で掃除機をクルマに積む! コンパクトで常備しても邪魔にならないクレトムの電動クリーナーは車内清掃に最適【CarGoodsMagazine】
- 話題のテスラ・サイバートラックが日本上陸、そして展示ツアーを開催! やっぱり実車も強烈なインパクトで一見の価値アリ!!
- 東京オートサロンの美女をプレイバック!人気コンパニオン特集【Part2】VELENO&Garage力、FIEVILLE/CARLAS
- メルセデス・ベンツのミドルサイズSUV「GLC」にマイルドハイブリッド仕様のスポーツモデル「AMG GLC 43 4MATIC」が追加!
- ホンダコレクションホールが3月1日にリニューアルオープン! ホンダの“夢と挑戦の物語”を体感できる施設へ