計量を終え、ポーズをとる鈴木（左）とコイケ（撮影・菅敏）

　格闘技イベント「RIZIN DECADE」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の前日公開計量が30日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで行われ、前半「雷神番外地」、後半「RIZIN49」に出場する全44選手が計量をクリアした。 　メインイベントのフェザー級王座戦で戦う王者・鈴木千裕（25＝クロスポイント吉祥寺）と挑戦者クレベル・コイケ（35＝ボンサイ柔術）もともに66キロジャストで計量をパスした。 　2人が前回対戦したのは、クレベルが王者だった昨年6月。その時はクレベルが体重を超過して王座を剥奪された。試合自体は行われ、クレベルが1R2分59秒に腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちしたものの、規定でノーコンテストになるという後味の悪い結果に終わった。 　今大会での“決着戦”へ向け、クレベルが「明日はメインイベントで、彼はボコボコになってるよ。絶対に私がベルトを獲ります。みんな明日は応援してください。後でPPV買ってください。明日は良い試合します。押忍」と意気込みを語れば、鈴木も「明日は俺が絶対リベンジします。俺がクレベルを終わらせます。みなさん応援よろしくお願いします。1ラウンドKO宣言します！」と予告した。