公式練習で調整する鍵山（撮影・河田真司）

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第4戦NHK杯＞◇8日◇国立代々木競技場第一体育館◇男子公式練習 　今季GP初戦の鍵山優真（21＝オリエンタルバイオ／中京大）が、午後のショートプログラム（SP）へ順調な調整ぶりを披露した。曲をかけた通しでは4回転サルコー、4回転－3回転の連続トーループ、トリプルアクセル（3回転半）を着氷。最後はスピンを確認し、笑顔で会場を後にした。 　第1戦スケートアメリカ3位の三浦佳生（19＝オリエンタルバイオ／明治大）は、曲をかけての通しでジャンプが不調。左太もも痛の影響が懸念されるが、最後まで1人リンクに残り、4回転－3回転の連続トーループなどを着氷させた。 　2年連続出場となる壷井達也（21＝シスメックス）は4回転1本の構成としており、念入りに最終調整した。 　男子SPは8日午後4時10分開始。主な滑走順は以下の通り。 　〈2〉壷井達也（シスメックス）午後4時24分 　〈7〉ジェーソン・ブラウン（米国）同5時3分 　〈10〉鍵山優真（オリエンタルバイオ／中京大）同5時21分 　〈11〉マッテオ・リッツォ（イタリア）同5時27分 　〈12〉三浦佳生（オリエンタルバイオ／明治大）同5時33分