【41歳で貯金4000万】衝動的に買いたくなったら深呼吸! ついつい買いすぎる人の特徴は
子育てをきっかけに、時間と家事に追われる暮らしをやめたいとミニマルな生活を始め、貯金4000万円を達成したという森秋子さん。 【画像を見る】休日に家族とお出かけ!そんなとき、イタイ出費になりがちな食費を上手に抑える秘訣とは? 彼女が実践した「無理をせずにお金が貯まる」生活の知恵とヒントを自身のブログで掲載したところ、2019年に国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)に保存されるブログのひとつとして選ばれたんだそう。 そんな森さんが、ミニマルに豊かに暮らしていくヒントを教えてくれます。ぜひ参考にしてみてください! ■買いすぎる人の3つの特徴 つい買いすぎる人には3つの特徴があります。 1.断るのは失礼、お店の人を喜ばせたくなるナゾのサービス精神 2.強くすすめられると弱い 3.「今だけ安い」「あなただけ」の特別扱いに弱い ちなみに、以前の私は全部当てはまっていました。「わあ、7000円オフで3000円になってるから今買っちゃおう」と思って洋服を買っても、着てみてイマイチなら、いくらお得でも3000円のムダですよね。 「有名パティシエ監修」「ハイブランドとのコラボ」「季節限定」「新作」「日本初!」「限定商品」などなど、世の中は、消費を誘うキャッチコピーにあふれています。ネットでも四六時中「特別」が鳴り響いています。 そういう言葉で衝動的に買いたくなったときは、買い物の前に深呼吸して自分を安心させてから、本当に欲しいものなのか、落ち着いて判断するようにしています。このひと呼吸は衝動買い防止にすごく効果的です。落ち着いて考えて、ものを厳選して買う習慣が、気持ちとお金の余裕に繫がります。 持ちすぎ、やりすぎの家は心がもたれます。私はものの数を減らすことで自分の時間の過ごし方の質を向上させて、圧倒的に暮らしのパフォーマンスが上がりました。お茶をゆっくり飲む、お風呂にゆっくり入るなど、家で簡単にできることで、間違いなく時間の過ごし方の質は上がります。 いくらお金をかけようと、もので心の栄養をとることはできません。自分が使える数だけ家にあれば大丈夫。そう思うと、衝動に振り回されてムダ消費する習慣は簡単に手放すことができます。 ■「全身セット買い」が結局一番お得 服を買うときに上下セットを意識するようになってからは、上から下まで一気に買い揃える「全身買い」も楽しみのひとつになりました。全身を買い揃えるといっても、私が行くのはリサイクルショップ。不要になった服やバッグを引き取ってもらいつつ、その店頭に並んでいる掘り出しものを吟味して回るのです。 先日は仕事の打ち合わせで外出しましたが、このときのコーディネートもリサイクルショップでの全身買いで手に入れた服。上が白のカーディガンで500円、下のスカートは300円、バッグはCOACHで、ちょっと高いと使うのをためらいがちになる白い革のバッグが美品で2000円です。 リサイクルショップであれば、全身を買い揃えても1セットで500円程度。バッグや小物を買わないなら2000円くらいあれば足りると思います。 全身買いをする日は前もって決めてお買い物に行きます。スカートが欲しいなら、スカートにあわせた全身のコーディネートをリストに書いておきます。どんなシチュエーションで、誰に会うときに着る服なのかもこの段階で想定します。こうやって全身買いのことを考えていると、ワクワクした気持ちが高まってくるのも楽しいです。 そして当日はお店で試着をしながら、コーディネートを検討。すぐ決まるときもあれば、1時間かけてもベストなコーディネートが見つからないときもあります。見つからなければその日は諦めて帰るのも大事なこと。妥協して買っても、クローゼットの中にイマイチな上下セットが増えるだけです。 ※本記事は森 秋子著の書籍『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。』から一部抜粋・編集しました。