元オランダ代表FWがフェイエノールト上田綺世に厳しい評価「とても多くのひどいミス。重要な場面で良いプレーができなかった」
元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステン氏は、フェイエノールトの上田綺世に厳しい評価を下した。 2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でフェイエノールトは敵地でジローナと対戦。19分に先制点を許したフェイエノールトだが、4分後にオウンゴールから同点とし、33分にアントニ・ミランボが逆転ゴールを挙げる。直後には上田がPKを失敗し、後半には相手にもPK失敗があった後の73分に同点にされたが、6分後にオウンゴールから決勝ゴールが生まれ、フェイエノールトが3-2でジローナに勝利した。 この試合で先発出場するも、PKを失敗するなどインパクトを残せなかった上田のパフォーマンスについて、かつてミランでヨーロピアンカップ制覇を成し遂げたファン・バステン氏は、オランダ『Ziggo Sport』で「私たちは今日の彼のパフォーマンスに満足できない」と話し、同選手を酷評した。 「実際の彼はもっとチームプレイヤーだが、今日はとても多くのひどいミスを色々とした。重要な場面で、彼はただ上手くプレーできなかった。途中交代は正当な判断だ。当初、彼はフェイエノールトでそれなりに上手くやると思っていたから残念だ。今夜はまったく何もできなかった」 また、レアル・マドリーなどでもプレーした元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏は、上田のPK失敗について「良いシュートではなかった。ゴールキーパーにとって完璧な高さだった。彼はペナルティーから力でゴールを奪うストライカーだ。他の選手の方が上手く蹴ることができると思う」と分析した。