目の前を走っている車が追い越しをしようとしたら、その先の車が追い越させないようにスピードを上げていました。見ていて危なかったのですが、違反にならないのですか?
追い越しに関する反則金と罰金
道交法違反は軽微な場合、行政処分として反則金が科されます。反則金を納めないと、刑事罰に移行する可能性があるので注意しましょう。 追い越した側と追い越された側が違反した場合に科される、反則金の金額は【図表1】のとおりです。 【図表1】
※警視庁「放置・駐停車に関するもの以外の反則行為」より筆者作成 なお、重大な違反をした場合は刑事罰の対象となり、3ヶ月以下の懲役や5万円以下の罰金などが科せられます。
追い越しには厳格なルールがある。ルールを守って安全運転をしよう
追い越しには道交法で定められた明確な規定があり、それを守らない場合は道交法違反で反則金が科されます。また追い越される側も、スピードを上げて追い越しを妨害するなどの行為は違反となるので注意しましょう。 追い越しに限らず、運転するにあたって道交法を守ることは、自身や周囲の安全を守るためにも大切です。標識などうろ覚えという方は、再度確認をして安全第一で運転しましょう。 出典 デジタル庁 e-GOV 法令検索 道路交通法 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部