宮世琉弥、連ドラ初主演で“ラブコメ王子”として飛躍 憧れの山﨑賢人のキャリアと重なる?
宮世琉弥が、10月1日よりカンテレ・フジテレビ系「火ドラ★イレブン」枠で放送される連続ドラマ『スノードロップの初恋』で主演を務めるることが明らかになった。2024年も映画『恋わずらいのエリー』や『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)などで印象的な演技を見せてきたが、連続ドラマで主演を務めるのは初めてとなる。 【写真】小野花梨をバックハグする宮世琉弥 本作は、初めて人間界に降り立った死神が、幼くして父親を亡くし、唯一の肉親である弟を育てるために自分の人生を捧げてきた望月奈雪に出会い、次第にひかれ合っていくラブストーリー。 宮世が演じるのは、とある目的で人間界に初めて降り立った死神・片岡朔弥。死神というだけあって、人間界のことについて知識と興味はあるが経験はなく、初めての人間界での生活にとまどいながらも、無邪気で自由奔放な性格で奈雪を戸惑わせながらも魅了していく。自由奔放な死神役というだけでもどんな演技を見せてくれるのか今から楽しみだが、個人的に注目したいのは宮世のビジュアルの変化だ。これまでは金髪や茶髪のイメージが強かった宮世だが、本作では「黒髪×スーツ」スタイルで出演する。これにはファンの間でも多くの反響が寄せられており、宮世の新しいイケメン男子像を更新してくれそうな予感がしている。 『恋する母たち』(TBS系)で仲里依紗演じるセレブ妻の息子役を演じ注目を集めると、『君の花になる』(TBS系)では期間限定グループ・8LOOMのメンバーとして活躍し、2023年に放送された『パリピ孔明』(フジテレビ系)では天才ラッパー・KABE太人役を演じてきた宮世。幅広い役柄を演じてきた宮世だが、やはりイメージとして強く残っているのは2024年に『恋わずらいのエリー』での王子様キャラだろう。 学校イチのさわやか王子・オミくんを眺めつつ、“恋わずらいのエリー”の名で妄想をつぶやくのが日課の妄想大好き女子・エリーが、ふたりだけの秘密をきっかけに急接近するラブストーリーで、宮世は学校イチのさわやか王子でありながら、実は口の悪いウラオモテ男子・オミくんを演じた。『くるり~誰が私と恋をした?~』や『村井の恋』(TBS系)でもイケメン男子を演じてきたわけだが、『恋わずらいのエリー』での宮世は圧倒的な王子様オーラを放っており、20歳とは思えない色気たっぷりの表情に驚かされたのを覚えている。 『くるり~誰が私と恋をした?~』では、緒方まこと(生見愛瑠)と運命的な出会いを果たし、まことを巡る四角関係をかき乱そうとする年下男子・板垣律を演じており、恋愛作品で宮世の存在は欠かせないものになっている。もともとのビジュアルもラブコメ向きというのはあるが、女性に向ける優しいまなざしと真剣な表情のギャップがとにかく絶妙なのだ。