「仕事がなくても焦らなくなった」2児の父・スギちゃん 育児を経て考え方が変化「父として尊敬されるとかはどうでもよくて」
現在4歳、6歳の2児の父でもあるお笑い芸人のスギちゃん。育児に奮闘する姿をSNS上に綴っています。育児の経験を経て変わった自身の考え方について伺いました。(全4回中の4回) 【写真】砂浜で13歳年下の妻と歩く「結婚式でもGジャン」なスギちゃん(2枚目)
■現状は「遊んでくれるおじさん」みたいな立ち位置かも ── 現在、4歳と6歳の2人の男の子のお父さんでもあります。日々の子育てはいかがですか? スギちゃん:私も日中は仕事で外に出させてもらってるんで、配偶者が頑張っていますね。帰ってきて、遊んでくれるおじさんみたいな立ち位置です。都合のいいお父さん、みたいな(笑)。
── 家事や育児では、奥さんと役割分担があるのでしょうか。 スギちゃん:はっきりと分担は決まってないんですけど、俺がいるときはできる限り俺がやるという感じですね。俺がいるときも配偶者がご飯を作ってくれたりはするんですけど、子どものめんどうをみたり、お風呂に入れたり、寝かしつけたりは俺がやる、みたいな。 昔、上の子がまだ小さいときに、海外にロケに行く番組があって、長期間家を空けることが多かったんです。それで子どもからも「たまに帰ってくる人」みたいに思われてしまっていたこともあって。それで、配偶者的にも、なるべく子どもと接する機会を持たせてくれようとしているんだと思います。
■妻を「配偶者」と呼ぶ意外な理由 ── そうなんですね。ちなみに、Instagramやブログなどでも奥さまのことを「配偶者」と呼んでいますね。何か理由はあるのでしょうか。 スギちゃん:昔は「妻」って書いていたんですが、なんかこっぱずかしくて。あとは、関西の人は「嫁」とか言ったりするけれど、調べたら「息子の奥さん」を嫁と呼ぶことが多い、と。それで、じゃあ使えないか、難しいな、と思って、「配偶者」って書いてます。ちょっと言いにくいですけどね。
── 呼び方問題ってありますよね。ちなみに、奥さまと円満でいるために気をつけていることはありますか? スギちゃん:円満でいられたらいいんですけど…(苦笑)。もうそこは我慢ですかね。いらんこと言わないっていう(笑)。俺がいらんことを言って、よくケンカするので…。 ── どんなことでケンカになるのでしょうか。 スギちゃん:たとえば、配偶者としては気をつかってくれて「もっと痩せろ」とか「もっとカッコよくなったほうがいい」とかって言うんですけど、こちらが実行できてないので、それはもう揉めますよね(笑)。「いつになったら痩せるんだ」と。言われたことを俺が実行できればいいんですけど。