キャリー付き防災リュック。重い水や荷物も引いて避難
タンスのゲンは、重たい荷物を引いて運ぶことができる「キャリー付き防災リュック」を発売した。価格は7,999円。 【画像】キャリーをつけたまま背負うことができる キャリーバーを伸ばしてスーツケースのように引いて移動できる防災リュック。避難所へ歩いて向かう際の長距離移動や重い荷物の運搬がラクになる。2016年4月に発生した熊本地震で被災した同社スタッフの体験から開発された製品で、避難中や避難所での生活の際に便利な機能を多数搭載した。 リュックは1.3kg、キャリーは1.2kgの軽量設計。キャリーをつけたまま背負えるため、緊急時にもサッと切り替え可能。別々にも使用できて、リュックに入っている荷物をそのまま背負い、重い水などをキャリーに乗せて使うといった利用にも対応する。 容量25Lのリュックには、細かい内部仕切りや小物を入れられる収納ポケットを多数備える。メインの収納ポケット内には「防災枕」が付いており、避難所で眠る際に快適に休める。 背中部分には、背負った際に背中の疲労を軽減する「背もたれクッション」を備える。災害時に開けると、リュックを座椅子のように使用できる。 また肩紐と前面には反射板があるため、暗闇でも安全に移動が可能。生地は3層構造の耐水生地を採用しているため、大切な荷物が雨などで濡れるのを防いでくれる。 リュックのサイズは36×28×45cm(幅×奥行き×高さ)、キャリーカートのサイズは27×23×54~105cm。
家電 Watch,松川 叶実