悲願の初優勝へ!エドワーズが地元ファンに決意のメッセージ「昨年は“前菜”のようなものだった。今年は食事を楽しみたい」<DUNKSHOOT>
現在30球団が存在するNBAの中で、一度も優勝経験がないのは10チーム。このうち最も頂点に近い位置にいるのは、昨季カンファレンス決勝まで勝ち進んだミネソタ・ティンバーウルブズだろう。 【動画】ウルブズの未来を背負う23歳!エドワーズの昨季トップ10プレー そのウルブズの若きエース、アンソニー・エドワーズが来たる新シーズンを前に決意を述べた。チームの公式インスタグラムがコメントを紹介している。 ウルブズは昨季、開幕10試合で8勝2敗と好スタートを切ると、その後もウエスタン・カンファレンスの首位を快走。最終的に1勝差で3位となったが、球団記録にあと2勝と迫る56勝、プレーオフでも強敵フェニックス・サンズ、前年王者のデンバー・ナゲッツを破り、20年ぶりのウエスト決勝進出を果たした。 歴史的快進撃を見せたチームに、地元ミネソタも大いに沸いた。エドワーズは「皆がたくさんの愛とサポートを与えてくれた。自分たちは再び戻って、彼らのために戦うのが待ち切れない」と感謝のコメント。 その上で、「昨年はいいシーズンだったけど、ミネソタにはそれ以上の価値がある。街もファンもバナー(優勝旗)を掲げるに値する。昨年は“前菜”のようなものだった」と、大躍進した昨季を食事の前菜に例えた。さらに次のように続けている。 「今年は食事全体を楽しみたい。簡単なことではないとわかっているし、努力が必要なこともわかっている。しかし、我々はこの仕事を愛しているし、食べる準備はできている」 2020年のドラフト全体1位でウルブズに入団したエドワーズは、1年目から毎シーズン、平均得点とアシスト、フィールドゴール(FG)成功率の数字を伸ばしている。昨季は自己ベストの平均25.9点、5.1アシスト、FG成功率46.1%をマークし、ディフェンス面でもリーグ最少失点を記録したチームを支えた。 夏にはアメリカ代表の一員として金メダルも獲得したが、伸び盛りの23歳はまだまだハングリーだ。混戦必至のウエスタン・カンファレンスで、ウルブズが昨季以上の結果を残し、頂点まで辿り着けるか注目したい。 構成●ダンクシュート編集部
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