【阪神】ドミニカ出身の長距離砲と契約「優勝に向けてベスト尽くす」193センチ102キロ内野手
阪神は27日、新外国人野手として、ラモン・ヘルナンデス内野手(28)と契約締結したと発表した。1年契約で年俸30万ドル(約4650万円)で、背番号は「95」。 【写真】契約締結したラモン・ヘルナンデス ヘルナンデスは球団を通じ、来季への思いをコメントした。「タイガースから日本でプレーする機会をいただき、感謝するとともに非常にうれしく思います。歴史ある甲子園球場で素晴らしいファンの皆さんの前でプレーできることをとても楽しみにしています。私の能力を信じて契約をしてくれたタイガースに感謝し、優勝に向けてチームの勝利に貢献できる様にベストを尽くしたいと思います」 メジャー経験はないものの、直近の3シーズンはメキシカンリーグでプレー。パンチ力のある打撃が魅力で、身長193センチ、体重102キロの大砲。 今季は同リーグ82試合出場で103安打、22本塁打、打率3割1分3厘をマーク。今月中旬まで母国ドミニカ共和国のウインターリーグでプレーし、持ち味の長打力を披露していた。 阪神はすでに前フィリーズの最速158キロ右腕、ニック・ネルソン投手(29)と契約締結。来季は育成4人を含めると、球団最多の助っ人9人体制となる見込みだ。(金額は推定) ◆ラモン・ヘルナンデス 1996年3月2日生まれ。ドミニカ共和国出身。14年にダイヤモンドバックス傘下でデビュー。19年には米国キャリア最高の2Aに昇格し、同傘下のジャクソンで98試合出場、打率2割3分6厘、11本塁打、44打点。マイナーリーグ6年間では通算打率2割6分6厘、53本塁打、270打点。22年からメキシカンリーグでプレーし、今季はモンクロバ所属で82試合出場、打率3割1分3厘、22本塁打、71打点。193センチ、102キロ、右投げ右打ち。