年越しは古里で 帰省ラッシュ始まる JR新神戸駅 インフル流行でマスク姿も
古里で年越しする人たちの帰省ラッシュが28日に始まり、兵庫県内の新幹線の駅は大きな荷物を持った家族連れで混み合った。インフルエンザが流行中とあってマスク姿も目立った。 【写真】帰省ラッシュと一時運転見合わせが重なり、混雑するJR新神戸駅 JR西日本によると、27日~1月5日の新幹線・在来線の予約席数は、12月上旬時点で154万8千席で、昨年末の16%増。年末年始や連休期間中、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全席指定席となっている。 28日は早朝に岡山県備前市内の山陽新幹線沿線で火災があり、JR西は上下線で運転を一時見合わせた。午前11時時点で最大80分程度の遅れが生じ、東海道新幹線の区間を含めて影響が広がった。 JR新神戸駅(神戸市中央区)のホームは朝から混雑した。小学2年の男子児童(8)=同市西区=は父の実家の福岡県に向かい「じいちゃん、ばあちゃんに会って、お餅を食べたい」と笑顔。埼玉県に帰省する会社員の男性(25)=同市兵庫区=は「母の手料理のマーボー豆腐が楽しみ」と話した。(井筒裕美)