不審者から腕を掴まれたらどうやって逃げるべき?危機管理の専門家と考える夏休みを安全に過ごすためのポイント
子どもだけで行動することが増える夏休みの注意点について、専門家と考えました。 女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。 【画像8枚】この記事の解説画像をすべて見る 今回は、「もうすぐ夏休み。子どもだけのお出かけ、親が気をつけるべきこと」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、大神いずみさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが討論しました。
「誰とどこに行って何時に帰るのか」出かける前にしっかり確認を!
中学校に入ると特に子どもだけで出かける機会が急増しますが、13歳以上の子どもが犯罪に巻き込まれた件数は確認されているだけでも年間8万件以上。 危機管理アドバイザーの国崎信江さんによると、「夏休みは楽しいイベントが多くて気が緩み、大胆な行動に出ることが増える季節。不審者に狙われたり、非行につながったりすることも多い」といいます。 「小3の娘が友達から縁日に誘われたのだが、不審者が心配。どこに気をつけたらいい?」という、母親からの相談も紹介されました。 竹山さんが「いい思い出もできるけど、祭りでは先輩にタバコを勧められたりもした」と話すと、三木さんも「祭りの後に子どもが12時くらいまで帰ってこなくて、心配したこともある」と経験を語りました。 国崎さんが「基本的には、どこに誰と行くのか、何時に帰るのか、事前に確認することが大事。スマホを持っているなら、友達と集合した、目的地に到着した、今から帰る、などのタイミングで写真を送る約束をするのも効果的」と具体的な対策を伝授。 大神さんは「(離れて暮らす子が)帰宅したら、自宅の時計の前で写真を撮って送らせている」と実践している危機管理を語り、千秋さんは「浮気を疑う夫婦みたい」とツッコんでいました。 また国崎さんは、「思春期になるとGPSで居場所を検索されるのを嫌がるケースもあるので、スマホを持たせる時に『GPSはイザという時に役に立つから』と話し合うようにしてほしい」と日頃のコミュニケーションの重要性も説きました。