「ポーカー」の魅力を知る…最高峰大会WSOP開幕、優勝賞金は驚愕の18億円以上!
ポーカー大会の最高峰「WSOP」が5月28日から7月17日までの日程で米ラスベガスで開催されている。昨年のメインイベント優勝者の賞金はなんと過去最高の約18億8000万円(1210万ドル)。日本人の賞金額で見ると、昨年末にバハマで開催された「WSOPパラダイス」で優勝した大谷正志氏の約4億5600万円(294万ドル)が最高だ。ゴルフ全米女子オープンの笹生優花の賞金約3億7400万円も凄かったが、それを軽く上回っている。 【写真】600万円散財の粗品だけじゃない! まだまだいるぞ「芸能人ギャンブラー列伝」 ◇ ◇ ◇ WSOPとは、カジノの本場・ラスベガスで開催されるワールド・シリーズ・オブ・ポーカーの略。大会期間中は参加料500ドル(約7万7000円)から25万ドル(約3900万円)までオンライン含む大小さまざまなトーナメントが開かれ、それぞれの優勝者にブレスレットが贈られる。日本からも一獲千金を夢見て昨年は300人以上が参加。その中にはYouTube「世界のヨコサワ」で人気の横沢真人氏の姿もあった。
国内のポーカー競技人口は100万人超
また芸能界でもポーカー好きの輪は広まっており、有名どころでは歌手のGACKT、俳優の本郷奏多、お笑いの小籔千豊らがいる。 「国内のポーカー競技人口は10年くらい前は2万~3万人程度でしたが、今はポーカーゲームアプリなどのダウンロード数なども含めると、100万人を超えるまでに増えています。将棋や麻雀などと比べると、まだマイナーなゲームですが、大阪IR開業に向けて増えていくでしょう」(ポーカー実況アナウンサーの寺崎美保子氏) トーナメントの賞金は参加人数にもよるが、数億円になることも。「WSOPパラダイス」で優勝し4億円以上の賞金を手にした大谷氏の生涯獲得賞金額は、日本人1位の777万2322ドル(約12億円=Hendon Mob Poker Database調べ)。特に大谷氏の活躍はここ2年のものであり、短期間で日本人トップに躍り出た天才プレーヤーと言える。