大阪B・西田有志、新リーグの“船出”勝利で飾る「クオリティの高いバレーできた」髙橋藍との日本代表対決制す【SVリーグ】
バレーボールの新トップリーグ「大同生命SVリーグ」の男子が10月11日に開幕。サントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが東京体育館で激突した。 【画像】古賀紗理那が“笑顔満開”の引退会見!夫・西田有志も駆けつける パリ五輪でも活躍した選手が在籍する両チームによる注目の一戦。サントリーには髙橋藍、大阪Bには西田有志らがおり、第1セットから会場は大盛り上がり。序盤は点の取り合いとなったが、西田が強烈なサービスエースを決めるなど大阪Bが優位に進める。先に10点目を入れると、25‐17で先取した。 第2セットは、大阪Bのリベロ・山本智大の果敢なレシーブ、サントリーの小野寺大志が見事なブロックを決めるなど、互角の戦いが続いた。西田の強烈なスパイクを髙橋がブロックするなど、ともに日の丸を背負った男たちが火花を散らしたが、このセットも25‐19で大阪Bが連取した。 第3セットは一進一退の攻防が続いたが、小野寺のスパイクが決まって12‐10とサントリーがリード。しかし終盤、大阪Bが5連続ポイントで19‐16とリードを広げていった。その後、サントリーも2連続ポイントで追い上げたが、先に20点目を入れた大阪Bが25‐21でこのセットも取り、3‐0のストレート勝ちを収めた。 6513人のファンが酔いしれた歴史的開幕戦。両チーム最多となる21得点を挙げた西田は試合後の会見で「無事SVリーグが開幕できたこと、組織もそうですし、選手ひとりとしても非常に嬉しく思います」と、歴史的な開幕を迎えられたことを喜んだ。 サントリーを下し、髙橋との日本代表対決を勝利で飾り「クオリティの高いバレーボールがお互いできたと思う。次はサントリーさんも変わった戦術でやってくるということを自分たちの頭に置きながら、しっかりと対策していきたい」と気を引き締めていた。 [文:別府勉]