フジ山本賢太アナ、肉体美コンテストで優勝逃し号泣 最高の結果で叫びたかった“ぽかぽか愛”「ブレずにやっていきたい」
■ハライチ岩井が現地観戦「最高のパフォーマンスだったよ」 この山本アナの勇姿を、『ぽかぽか』MCのハライチ・岩井勇気は数万円するチケットを自ら購入して現地観戦。ファイナルでのパフォーマンス中には、岩井が「24番いいぞ!」と声援を送ってくれるのが聴こえたという。 それだけに、優勝がかなわず岩井と対面した瞬間、思わずまた涙が。そんな山本アナに、岩井は「カッコよかった。最高のパフォーマンスだったよ」と励ますとと同時に「これで晴れて『ベストボディジャパン』も『ぽかぽか』も卒業だな(笑)」と“岩井節”で労ってくれたそうだ。 ほかにも、配信で観戦していたアナウンス室の佐々木恭子部長は、予選やファイナルが終わるたびに「良かったよ!」「惜しかった!」と連絡をくれ、『ぽかぽか』制作統括の鈴木善貴氏も、終了後に「本当にお疲れ様!」と電話してくれたのだそう。「本当に周りの人に恵まれているなと思いました」という山本アナは、今回の挑戦がアナウンス室やサポートしてくれたスタッフの協力もあって実現できたことを改めて痛感していた。
夏には100kmマラソンの挑戦も…激しい体重増減
振り返ると、体重の増減が激しい1年を歩んだ山本アナ。昨年約90kgまで増量し、今年4月の関東大会で70kgまで落とし、7月の『FNS27時間テレビ』の企画「100kmサバイバルマラソン」に向けて筋トレを3か月休止して67kgまで減量。そこから75kgまで増量した上で減量し、この日本大会で66~67kgまで絞るボディメイクを行っていた。 当然、厳しい食事制限も行っていただけに、今何を食べたいかを聞いてみると、「ハンバーガー、ポテト、脂マシマシ系のラーメン、ケーキ、ドーナツ……うわー何食べたいんだろう!」と妄想が止まらない。 このように早く食べたい欲にかられながらも、「27日の『ぽかぽか』で大会の様子を流してくれるそうなのですが、今回の結果が悔しいので、今日より仕上げた体を見せたいですね。それが終わってから食べようかなと思います」と、少しでも番組を盛り上げたい“ぽかぽか愛”が食欲を上回っていた。 ■『ぽかぽか』のPRと同時に学んだ「やり切ること」 今回優勝できなかった悔しさを考えると、やはり来年リベンジしたい思いが強いのではないか。その意欲を聞くと、意外な答えが返ってきた。 「『ぽかぽか』スタッフの高橋正尚さんと、受け身ではなく、自分から発信して番組を広めていこうという目標を決めたのですが、その挑戦が今回は『ベストボディジャパン』だったんです。なので、来年はどういう形になるか分かりませんが、また自分が挑戦する形で『ぽかぽか』を広められたらと思います。もうとにかく『ぽかぽか』のPR活動のために、そこはブレずにやっていきたいです」 今大会では山本アナがステージに登場すると、観客席から「ヤマケーン!」「エナジー!!」の声援が飛び交い、控室の他の出場者たちからも「『ぽかぽか」見てます」と声をかけられることが多かったのだそう。一定のミッションを果たせたことに、「それが一番うれしいですね」と声を弾ませていた。 今回の挑戦で、「やり切ること」の大切さを改めて学んだという山本アナ。「目標を決めて、1回も気を抜かずにどんな欲にも負けずに突き進めたことは、誇りを持っていきたいです。結果は悔しいですが後悔はゼロなので、“やり切れば何か見えてくるものがあるんだ”という思いを胸に、アナウンスメントも頑張っていきたいと思います」と前を向いた。
●山本賢太 1998年生まれ、東京都出身。慶應義塾高校、慶應義塾大学では野球部に所属し、21年にフジテレビジョン入社。1年目から『Live News イット!』のフィールドキャスター、スポーツ実況を担当。23年1月スタートの『ぽかぽか』には水曜日の進行アナウンサーとして出演し、『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』では何度もドッキリを仕掛けられるなど、バラエティでも活躍する。趣味は筋トレ、お笑い鑑賞、小説。特技は鶏胸肉の調理(バリエーションが豊富)、体重の増減。モットーは「人生は超回復」。
中島優