大阪府・吉村知事が定例会見5月20日(全文2)休業要請解除なら23日午前0時から
カラオケ、スポーツジム業界団体からガイドラインは出ている?
産経新聞:具体的に、カラオケ店とかスポーツジムの業界団体からすでにガイドラインが出て、順守するような指針みたいなものが出てて、それ寄りの方向に傾いているというわけではないんでしょうか、現時点では。 吉村:現実にまだそれが、国で認められたものが出てないですから。そういった意味では、それもない状況だと。前回、14日の段階では、それ以外のところで、大阪府でも大きな意味でのガイドラインを作りましたが、特にこのクラスターが発生したようなところのガイドラインというのは作っていません。やはり感染症対策を本当に現実にどこまで実行できるのかというのは、これは深い考察も必要なので、それぞれの事業団体でこれも作っているということも聞いています。ですので、かなり詳細なやつをね。 だからそれが出されて、国でも認められるような、そういったものをきちんと提出をしていただけるのかどうか。ずっとそれを、われわれも当然中身は見ますけども、それが実効性を持てるようなものなのかっていうのは、1つの判断材料にはしたいと思ってます。現時点ではそれが整ってないだろうというふうには思ってます。 司会:次のご質問をお願いいたします。
休業要請解除のタイミングは?
共同通信:共同通信の吉田です。あらためての、念のための確認なんですけども、休業要請解除のタイミングっていうのは22日の0時なのか、1日置いて23日の0時なのか、どちらになりますでしょうか。 吉村:21日の夜、会議をしますので、1日準備期間を置いて、23日の0時になるだろうと思います。1日準備期間を置くということになるだろうと思います。前もそうでしたので。 共同通信:ありがとうございます。あと休業要請の解除に関しては、京阪神で足並みをそろえることを強調されておりましたけども、逆に第2、第3の波が来たときに、あらためて休業要請、外出自粛要請を掛けていくときの足並みというのもそろえていかなきゃいけないというようなこともあると思うんですけども、例えば大阪では感染拡大はしていないですけども、周りの県で感染が拡大とか、そういった場合にどのように足並みをそろえていくことをお考えでしょうか。 吉村:まず1つは大阪モデルで、いわゆる再入り口の基準も作りましたから、あの数値がどうなってるのか、つまり大阪における危険度というのはどういうふうに上がってきてるのか。これがまず一番大きな、われわれ大阪府にとっての判断基準です。例えば大阪基準を満たしていない段階で、何か近隣で大きなクラスターというか、大きな感染が発生したという場合は、こちらに寄ってくる可能性は当然ありますから、それはどの程度のものが発生して、大阪モデルには達してないけども、これは協力して、例えば府県間の移動は控えたほうがいいねとか、そういう協力はやっていきたいと思っています。ただ、基準はやっぱり、大阪は大阪モデルで進めていきます。信号については。