町田の快進撃は止まらず、4連勝で首位堅持!神戸は札幌に6発のゴールラッシュで快勝 | 3月30日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】30日、明治安田J1リーグ第5節、J2リーグ第8節、J3リーグの第7節の計23試合が行われた。 ●FC町田ゼルビア×サガン鳥栖|ハイライト
J1は9試合が行われた。 無敗同士の対決となったサンフレッチェ広島とガンバ大阪の一戦は、試合終盤に入ったところでFWウェルトンのゴールでG大阪がリードしたが、アルビレックス新潟から広島に加入したばかりのDF新井直人がすぐに同点弾を沈め、1-1で決着。お互いに無敗を維持したものの、勝ち点1を分け合う結果となった。 首位のFC町田ゼルビアは、サガン鳥栖とホームで対決。5分にFW藤本一輝のゴールでリードした後に一時は追いつかれたが、後半の立ち上がりにFWオ・セフンの2ゴールで一気に突き放し、鳥栖を3-1で撃破。連勝を4に伸ばし、首位を死守している。 北海道コンサドーレ札幌と対戦したヴィッセル神戸は、攻撃陣が爆発する。8分にFW大迫勇也の先制点を皮切りに、24分にはFW宮代大聖、43分にはFW武藤嘉紀と前半のうちに3点のリードを奪うと、後半にはさらに3点を加えて大量6発。開幕から未だ勝利がない札幌に力の差を見せつけている。 川崎フロンターレとFC東京の”多摩川クラシコ”は、川崎FがキャプテンのMF脇坂泰斗のゴールで前半にリードすると、後半終盤にFW山田新とMF橘田健人のゴールで突き放して連敗をストップ。FC東京をシュート数でも大きく上回って圧倒し、待望のホーム初勝利を飾っている。 鹿島アントラーズは、前半に生まれたFW鈴木優磨のPKでのゴールを逃げ切ってジュビロ磐田に勝利して初の連勝を飾り、セレッソ大阪はDF舩木翔とFW北野颯太のゴールで湘南ベルマーレを下し、3連勝で2位に浮上。横浜F・マリノスは、DF永戸勝也のゴールで先制したものの、終盤に名古屋がMF森島司とDF山中亮輔のゴールを許して逆転負けを喫している。 10試合が行われたJ2では、上位2チームが勝ち切ることはできなかった。 大分トリニータの敵地に乗り込んだファジアーノ岡山は、スコアレスドローと今季初の無得点に終わり、勝ち点1を死守した一方でMF乾貴士ら攻撃陣を欠いた清水エスパルスも敵地で無得点でモンテディオ山形に敗れ、ともに勝ち点を伸ばし切れなかった。 その中で横浜FCと対戦したベガルタ仙台が、前半に先制を許しながらも後半にFW中山仁斗とMF相良竜之介のゴールで逆転し、4試合ぶりの勝利を飾って3位に浮上している。 また開幕から唯一白星がなかったザスパ群馬がMF川上エドオジョン智慧が値千金の決勝点を奪い、徳島ヴォルティスを下し、初勝利をマーク。徳島と入れ替わる形で最下位からも脱出している。 J3は4試合が行われた。首位に立っていたアスルクラロ沼津は、1点リードを許して迎えた後半たちがりに同点としたが、AC長野パルセイロのFW浮田健誠がハットトリックの活躍を許し、3-1で連勝とはならなかった。SC相模原は、後半アディショナルタイムにFW瀬沼優司のゴールで勝ち越し、5試合ぶりの白星をマークしたほか、FC琉球も3得点を奪い、カターレ富山を下して3勝目を手にしている。FC大阪とFC今治の”上位対決”はスコアレスドローの痛み分けに終わっている。