グーグル、MS・オープンAIクラウド独占契約の破棄要請=報道
[10日 ロイター] - グーグルは米政府に対し、マイクロソフト(MS)がクラウドサーバー上でオープンAIの技術をホストしている独占契約を破棄するよう要請した。ネットメディア「ジ・インフォメーション」が10日に報じた。 同メディアによると、グーグルやアマゾンといった、クラウドサーバーのレンタルでMSと競合するテック企業もオープンAIのモデルをホストすることにより、クラウド利用者がMSのサーバーにアクセスしなくてもオープンAIのテクノロジーにアクセスできるようにしたいと考えている。 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIの技術をMS経由で購入する企業は、MSのサーバーを利用していない場合、追加料金を請求される可能性があるという。 報道によると、グーグルなどはこれらの新たなコストが顧客に損害を与えることを強調している。 ロイターは今のところ、マイクロソフト、グーグル、オープンAI、米連邦取引委員会(FTC)からコメントを得られていない。